元新体操選手であり、現在は日本体操協会の強化本部長を務める村田由香里さん。
最近では“パワハラ”や“威圧的指導”というワードとともに、その名前を目にする機会が増えています。
「なんで処分されないの?」「クビにならない理由は?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなモヤモヤをスッキリさせるべく、村田由香里さんの基本情報から、指導方法の実態、そしてなぜ処分されないのかという背景にまで深く迫っていきます。
【パワハラ?】村田由香里のクビにならない理由とは
パワハラ疑惑が報じられても、村田由香里さんがなかなかクビにならないのはなぜ?
その理由には、公務員ならではの制度と、教育現場の体質が大きく関わっているんです。
実は、公立学校の教員は「地方公務員」。
一度採用されると、よほどの重大な違反がない限り、すぐに辞めさせられることはありません。
この点について、40代のシステムエンジニア・岩倉さん(仮名)に話を聞いてみました。
高橋さんは以前、地方自治体の教育委員会にシステムを導入する仕事をしていたそうです。
その中で、「教育現場ってとにかく外部に弱みを見せたがらない」と強く感じたと言います。
「民間企業だと、ハラスメントが疑われた時点で、すぐに調査が始まるんですよね。
でも教育委員会って、“とりあえず守る”っていう反応が先にくるんです。
処分を避けるための説明や調整に、めちゃくちゃ時間をかけるのを見てきました」とのこと。
つまり、公務員制度によって守られているだけじゃなく、
教育機関そのものが「問題をすぐに表に出さない体質」になっているんです。
村田由香里さんの場合も、すぐに懲戒処分にならない背景には、こういった“組織の壁”があるんですね。
次のパートでは、実際に報道された「威圧的指導」の内容について、もう少し具体的に見ていきますね。
村田由香里の威圧的指導の実態とは?
村田由香里さんの指導スタイルが“威圧的”と報じられた背景には、現場での具体的な言動があったようです。
その内容は、想像以上に深刻なものでした。
2025年5月、複数の新体操日本代表選手たちが、村田由香里さんから受けた“威圧的な指導”について、日本体操協会に被害を訴えていたことが明らかになりました。
その中には、練習中に怒鳴られたり、ミスをした際に「何で失敗したの?」と強く叱責されるケースがあったとの証言も。
中には精神的に追い詰められ、チームから離脱した選手もいたと言われています。
40代システムエンジニアの岩倉さん(仮名)も、自身の娘が部活動で同じような指導を受けた経験から、こう話してくれました。
「娘の部活でも、同じように“結果が出ない=怒鳴られる”みたいな空気があって、メンタルを病んで辞めた子もいました。
スポーツって厳しさが必要だとは思うけど、それが“恐怖”になったら逆効果だと思うんです。」
さらに、強化合宿中に選手4人が“脱走”を図ったという衝撃の報道も。
この時点で、現場の信頼関係は完全に崩壊していたと見て間違いなさそうです。
実際、日本体操協会の藤田会長は保護者説明会で謝罪し、現体制の見直しを発表。
しかし、村田由香里さん自身は“厳重注意”にとどまり、引き続きポジションに残るという形になりました。
このような指導方法が、どこまで許されるのか。
そしてなぜ、改善されないのか——。その背景を、次の章で深掘りしていきますね。
村田由香里の経歴と学歴まとめ!出身大学は?
村田由香里さんは、新体操界で数々の功績を残してきた元トップ選手。
その経歴や学歴から、なぜ現在の立場に就いたのかが見えてきます。
村田由香里さんは、東京都出身で1981年生まれ。
高校卒業後は、日本体育大学に進学しました。
新体操選手としては、日本代表として世界選手権やアジア大会に出場するなど、輝かしい実績を持っています。
2021年の東京オリンピックを最後に現役を退き、その後は指導者として本格的に活動をスタート。
2022年には、日本体操協会の新体操強化本部長に就任しました。
まさに“エリート街道”を歩んできたキャリアですね。
このように実績も肩書も申し分ない村田由香里さんですが、指導者としての手法に関しては賛否が分かれているようです。
確かに優秀な人ほど、自分が結果を出してきたやり方に固執しがちなんですよね。
でも、それをそのまま若い世代に押し付けると、パワハラって受け取られることもあります。
村田由香里の家族構成は?旦那はどんな人?
村田由香里さんの家族構成や旦那さんについても、ネットでは注目が集まっています。
プライベートな一面を知ることで、人となりが少し見えてくるかもしれません。
現在わかっている情報によると、村田由香里さんの旦那さんは元体操選手であり、同じく日本体育大学出身の村田芳徳さんです。
村田芳徳さんは、現役時代は男子体操競技で活躍し、引退後は指導者として活動。
2人は「体操界のパワーカップル」として知られてきました。
夫婦で同じ競技に携わり、選手育成にも関わってきたことから、仕事と家庭の境界が曖昧になりやすい環境だったとも言われています。
夫婦で同じ業界って、客観性を保つのが難しいこともあると思います。
特に人間関係の問題が起きたときに、外からのブレーキ役がいないと一気に空気が悪くなりますよね。
子どもについての情報は公開されておらず、家族構成の詳細は限られていますが、SNSなどでも家族の話題はほとんど出てきていません。
こういった“鉄壁のプライベート管理”も、表に出にくい問題を抱える一因なのかもしれませんね。
では最後に、ネットや世間では村田由香里さんについてどんな声が上がっているのか?
リアルな評価や批判をチェックしていきましょう。
ネットや世間の声は?村田由香里への評価と批判
報道をきっかけに、村田由香里さんへの評価はネット上でも大きく分かれています。
「厳しいけど実力はある」「それでもやりすぎでは?」など、さまざまな声が飛び交っている状況です。
X(旧Twitter)や掲示板では、現役選手や保護者の投稿と思われる内容も見られ、
「信じられないくらい怒鳴られた」「精神的に限界だった」という経験談も散見されます。
一方で、「結果を出すには厳しさが必要」「今の若い子が弱すぎるのでは」といった、村田由香里さんを擁護する声も根強く存在しているのが現実です。
世代間で“指導の常識”が大きく変わっているんだと思います。
上の世代には“怒鳴られてナンボ”という価値観が残っています。
でも今の子は、それだと心が壊れてしまうことも多いんですよね。
つまり、村田由香里さんの指導スタイルは、かつては当たり前だったかもしれませんが、
現代の感覚や教育方針とはズレが生じているのかもしれませんね。