
小泉悠は何をした?ロシアから入国禁止にされた理由
「え、小泉悠さんってロシアに入国禁止されたの!?」って、最初に聞いたとき正直びっくりしました。
でも内容を知れば知るほど、「あぁ、これはむしろ勲章だな」って思えてくるから不思議です。
というのも、小泉悠さんはロシアの軍事や安全保障を専門にしているガチの研究者。
その発信内容が、ついにロシア政府の逆鱗に触れてしまったわけですね。
じゃあ実際に「何をした」のか?
まずは、ニュースにもなった“名指しでの入国禁止”について、もう少し詳しく見ていきましょう。
ロシア外務省が小泉悠さんを入国禁止リストに追加した背景
2025年11月11日。ロシア外務省が突如発表した内容が、ちょっとした波紋を呼びました。
「日本の反露政策への対応として、外務官僚・大学教授・記者ら計30名を入国禁止にする」という、なかなかド直球な措置。
で、その中にしっかり名前が入っていたのが、小泉悠さんなんです。
理由はざっくり言うと、日本政府の対ロ姿勢に対する「対抗措置」。
でも、これだけじゃなんだか腑に落ちないですよね。
実はここ、背景を深掘りするともっと見えてくるものがあるんです。
小泉悠さんって、単に学者としてロシアを研究してるだけじゃなくて、テレビや本、講演なんかで「ロシアの戦略ってこうだよ」っていう情報をめちゃくちゃ冷静に、しかもわかりやすく発信してきた人なんですよ。
言ってしまえば、「ロシアにとって都合の悪いことをバシバシ言う存在」だったわけです。
ただの批判ではなく、論理と根拠に基づいてバッサリ斬るタイプなので、むしろ痛い。
セキュリティ業界でいうところの「システムの脆弱性を的確に突くエンジニア」みたいな存在です。
40代のSE目線でいうと、敵の仕様書を完璧に読み取って設計ミスを突くハッカーみたいなもの。
そりゃ「もう来ないで!」って言いたくなりますよね、相手からすれば。
それに、小泉悠さんの分析は“感情抜きの事実ベース”が特徴。
この冷静さがまた厄介なんですよ。熱くならずに「こういう理屈でロシアは動いてます」って解説されると、説得力がすごいんです。
ロシア政府としては、国内外のイメージ戦略を崩されたくない。
だからこそ、研究者とはいえ放っておけなかったんじゃないでしょうか。
この一件、表面的には「制裁の一環」に見えるかもしれません。
でも本質的には、「ロシアの神経を逆撫でするほどのリアルを突いた人が誰か」を証明してるとも言えますね。
小泉悠の経歴がすごい!異色のキャリアと実績
今や「ロシアといえば小泉悠さん」と言われるほどの有名人ですが、そのキャリアはなかなか一筋縄ではいきません。
実は最初から順風満帆だったわけじゃなく、ちょっと意外な経歴があるんです。
軍事オタク少年が、ロシアの安全保障を読み解くプロになるまで。
ここでは、小泉悠さんの異色すぎるキャリアを紹介していきます!
営業職から一転、専門分析員に転身した経緯
小泉悠さん、実は大学院を出た直後はロシア研究とはまったく関係ない、電気機器メーカーで営業をしていたそうです。
しかも1年で退職。理由はというと…毎日上司に怒られて、精神的に限界だったとか。
この話、個人的にめちゃくちゃ共感しました。
40代のエンジニア界隈でも、「一度レールを外れた」経験を持つ人って案外多いんですよね。
小泉悠さんも、自分に合わない道を早めに見切って、本当に情熱を注げる分野に戻ったというわけです。
その後は、軍事雑誌への寄稿を続けながら、国立国会図書館でアルバイト。
そして、彼の論文に注目した元ウズベキスタン大使の推薦で、2009年に外務省の情報統括官組織で専門分析員に就任。
この転機が、小泉悠さんの「再スタート」のきっかけになりました。
営業職でつまずいたからこそ、本来の道に戻れた。
エンジニアにとっても、「スキルより情熱」って大事だなと改めて感じます。
このあと、さらにロシアへの本格的な転機が訪れます。
ロシア留学と研究で得た知見とネットワーク
外務省での活躍が評価されて、小泉悠さんはロシアの国際関係研究所へ。
2009年から2011年にかけてロシアに滞在し、現地の研究者や政府関係者とも交流を深めていきました。
ここでのネットワークが、のちの著書やテレビ出演、専門解説において「実地に裏打ちされた説得力」になっていくんです。
普通、ロシアの軍事戦略って、文献だけで分析するのが主流なんですが、小泉悠さんは現場にも足を運んでリアルな感覚を掴んでるんですよね。
だからこそ、「あ、この人の話は信用できる」となるわけです。
ちなみにこのとき、ロシア人の妻・エレーナさんとも出会います。
その話は、もう少し後でたっぷりご紹介しますね!
小泉悠の学歴まとめ!早稲田大学から国際安全保障へ
ロシア軍事の専門家と聞くと、超エリートっぽいイメージを持ちますよね。
でも、小泉悠さんの学生時代を知ると、意外と泥くさくて、ちょっと親近感が湧くかもしれません。
ここでは、彼の学歴や学生時代のエピソードにフォーカスしてみましょう。
早稲田大学社会科学部・大学院での研究内容
小泉悠さんは、千葉県立松戸国際高等学校を卒業後、早稲田大学社会科学部に進学。
さらに大学院では政治学研究科で修士号を取得しています。
でも、本人いわく「国際関係論や法哲学はあんまり性に合わなかった」とのこと。
実際、論文の評価もあまり芳しくなく、大学に残って研究者になるのは諦めたそうです。
このあたり、個人的にはかなり刺さりました。
学歴があっても、「なんか違うな」って思ったこと、誰でも一度はありますよね。
エンジニアでも「コード書いてるより設計図のほうが楽しい」ってタイプ、案外多いんです。
小泉悠さんも、型にはまらないタイプだったのかもしれません。
興味があったのは、もっと現実的で泥臭い「軍事や安全保障」だったんですね。
研究室より現場。論文よりロシア戦略。
そこにピタッとハマったのが、のちのキャリアにつながっていきます。
学生時代に芽生えたロシアと軍事への関心とは
実は、小泉悠さんの「軍事愛」はかなり早くから始まっていたそうです。
小学生のころから図書館で戦車やロケットの本を読みあさっていたというから、もう筋金入りですね。
さらに決定打となったのが、1999年のコソボ紛争。
空爆を受けたユーゴスラビアの映像が、自分の住む団地にそっくりでショックを受けたという話は印象的でした。
このときから「戦争は遠い世界のことじゃない」と実感したそうです。
そして自然と、ロシアや旧ソ連、社会主義圏への関心が深まっていったんですね。
僕も若いころ、海外の紛争や政変にハマって、深夜までネットで調べてた時期がありました。
それを仕事にまで昇華できる人って、本当にすごいです。
学歴としては早稲田ですが、そこに「体験」と「衝撃」が加わって、今の小泉悠さんができたわけですね。
小泉悠のプロフィールを紹介!年齢・出身・趣味も
専門家って、どうしても堅いイメージを持たれがちですが、小泉悠さんのプロフィールには意外な一面も。
今回は、年齢や出身地といった基本情報から、日常生活や趣味まで、ちょっと人間味のある部分を掘り下げてみます!
小泉悠の基本プロフィールまとめ(年齢・出身地など)
まずはざっくりプロフィールからいきましょう。
- 名前:小泉 悠(こいずみ ゆう)
- 生年月日:1982年生まれ
- 出身地:千葉県松戸市
- 最終学歴:早稲田大学大学院 政治学研究科 修了
- 現職:東京大学 先端科学技術研究センター 専任講師(国際政治・安全保障)
現在は東京大学で教鞭をとりながら、各メディアでロシアの軍事や政治について解説しています。
年齢は40代前半。僕と同世代なんですよね。勝手に親近感持っちゃってます。
松戸といえば、東京にもアクセスしやすくて、文化的にも多様な地域。
小泉悠さんの「論理的だけど情熱がある」みたいなバランス感覚は、育った土地の影響もあるかもしれません。
趣味や日常が垣間見えるSNSでの素顔
実は小泉悠さん、X(旧Twitter)も活用していて、そこでは意外とゆるい一面も見せてくれます。
たとえば、自作プラモデルをアップしていたり、冷戦時代のマニアックな戦車について熱く語っていたり。
しかも、ちゃんとユーモアを交えて話すので、ガチ勢なのにとっつきやすい。
ちなみに、ロシア人の妻との日常もちょいちょい登場します。
この辺、専門家っぽくない温かみがあって良いんですよね。
40代のSE的には、「趣味のガジェットや軍事ネタで深夜に沼るタイプ」、わかる…ってなるやつです。
ちょっと硬派で、でもSNSでは人間らしい。
このギャップが、小泉悠さんの人気の秘訣かもしれません。
小泉悠の妻はロシア人?国境を超えた家族のストーリー
ロシアの専門家がロシア人と結婚?
そう聞くと「え、それドラマですか?」って思う人もいるかもしれません。
でも小泉悠さんの奥さんは、れっきとしたロシア出身の方なんです。
ここでは、ちょっとプライベートな話題になりますが、小泉悠さんの家族について掘り下げていきます。
ロシア滞在中に出会ったエレーナさんとの結婚エピソード
奥さまのお名前はエレーナさん。
小泉悠さんが2009年から2011年にかけてモスクワの研究所に留学していたときに出会ったそうです。
当時は、ロシア語も苦労しながらの生活。
でも、そんな中で出会ったエレーナさんとの関係は次第に深まり、帰国後に結婚。
いやもう、まさに国際ロマンス。
冷戦どころか、心は完全に雪解け状態だったわけですね。
40代SEとしては、海外出張で現地の方と真剣交際なんて、正直想像もできない世界。
でも、文化も言葉も超えて結ばれたって、なんかいい話じゃないですか。
しかも、ただの“国際結婚”って言葉じゃ片付けられない。
専門分野がロシアで、生活にもロシアが溶け込んでる。
仕事と私生活、両方でロシアと深く関わってるって、もう本当にすごい。
家族構成や娘との日常が垣間見えるエピソード
現在は、エレーナさんとの間に娘さんもいて、家族3人で生活されているそうです。
SNSでは、娘さんが日本とロシアの文化をミックスして育っている様子がちょこちょこ投稿されています。
たとえば、ロシア語の絵本を読んだり、日本のアニメとロシアの童話を両方楽しんでいたり。
これ、グローバルな視点を自然に身につける最高の環境ですよね。
それにしても、小泉悠さんが仕事でガチガチの安全保障を扱いながら、家ではロシア語で娘と会話してるって、もう情報戦と育児のハイブリッド。
自分も家庭と仕事のギャップに悩むことありますけど、小泉さんのバランス感覚は見習いたいなと本気で思います。
