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永井啓弐さんが死去!死因や年齢など経歴は?中京馬主協会名誉会長としての偉業とは?

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「サイレンススズカ」や「スズカマンボ」といった名馬の馬主として知られる永井啓弐さんが、2025年7月23日に90歳で亡くなりました。
競馬ファンなら一度は耳にしたであろう“スズカ”の冠名には、どんな想いが込められていたのでしょうか?

本記事では、永井啓弐さんの死去の詳細から死因、経歴、競馬界での功績、そして中京馬主協会名誉会長としての活動までを記載していきます。

目次

永井啓弐さんが死去|死因は老衰、90歳での旅立ち

2025年7月23日、競馬界で名を馳せた馬主・永井啓弐さんが老衰のために亡くなりました。
享年90歳という長寿でした。

実は筆者自身も40代のIT業界で働く身なんですが、昔から競馬が好きなんです。

永井啓弐さんが世を去ったという知らせは、Twitter(現X)でもすぐにトレンド入り。
それだけ多くの人に影響を与えていた存在だったのだと、あらためて感じました。

永井啓弐の経歴|トヨタ系企業から競馬界へ

永井啓弐さんの経歴は、ただの「馬好きなおじいちゃん」で片付けられるような浅いものではありません。
三重県菰野町出身で、明治大学の政治経済学部を卒業後、実業家としての道を歩み始めました。

中でも「トヨタカローラ三重」の代表取締役名誉会長という肩書きは、かなりの重鎮ポジション。
さらに永井商事株式会社の会長、日本馬主協会連合会の相談役、そして中京馬主協会では名誉会長として名を連ねています。
それこそ“肩書きモリモリ”な感じです。

ここでちょっとエンジニア的な目線を挟ませてもらうと、
永井啓弐さんのキャリアって「分散型システム」みたいだなと思うんですよね。
一つのサーバーに負荷をかけるんじゃなく、各所に拠点を持ち、全体として絶大な安定性を誇る——そんなイメージです。

2019年に中京馬主協会の会長職を退いたあとも、名誉会長として現場に関与していたようで、その“現場主義”な姿勢も、リーダーとして共感しますね。

次は、そんな永井啓弐さんが馬主としてどんな偉業を残したのかを掘り下げていきます。


永井啓弐の馬主としての偉業|G1通算3勝と中央重賞24勝

永井啓弐さんの馬主人生を語るうえで、まず外せないのが数字です。
JRAでの中央通算勝利数はなんと683勝。これは並のオーナーでは到底届かない境地です。

個人名義でのG1勝利は3回。
宝塚記念を勝ったサイレンススズカ、天皇賞・春を制したスズカマンボ、そして高松宮記念のスズカフェニックス。
この3頭はいずれもファンの記憶に強く残る名馬です。

さらに注目したいのが、「永井商事」名義でも所有していたスリーロールス。
2009年の菊花賞を制し、クラシック勝利まで達成しているんですよね。
法人と個人、両方のアカウントで実績を積むあたり、さすがの運用センスです。

ちなみに、筆者は会社のプロジェクトでも複数名義(名義って言わないけど)でのアサインとか経験あるんですが、あれって本当に管理大変なんですよ…。
永井啓弐さん、競馬界のPM(プロジェクトマネージャー)としても超一流だったんじゃないかと感じてしまいます。

では次に、永井啓弐さんの代表的な名馬のひとつ、サイレンススズカについて見ていきましょう!


サイレンススズカとの絆|宝塚記念制覇と伝説の走り

1998年の宝塚記念。
この年、サイレンススズカは圧倒的なスピードでG1を制覇し、永井啓弐さんにとって初のG1勝利をもたらしました。

実はこの勝利、父・永井永一さんも1985年にスズカコバンで宝塚記念を制しており、親子で同じG1を制した“家系伝説”でもあるんですよね。
もうこれ、ロマンというより神話レベルです。

サイレンススズカといえば、毎日王冠での圧勝劇や、天皇賞での悲劇的なラストランも含めて、多くのファンの心に焼き付いています。
筆者もリアルタイムであのラストランを見ていた世代で、胸がぎゅっと締め付けられたのを今でも覚えています。

永井啓弐さんは、インタビューで「サイレンススズカには“人を魅了する才能”があった」と話していました。
競馬をただの“ギャンブル”として見ていなかったことが、この言葉からもよく伝わってきますね。

次の見出しでは、スズカマンボや他の名馬たち、そしてあの特徴的な「冠名」の秘密にも迫ります。


スズカマンボや名馬たち|冠名「スズカ」の意味とこだわり

「スズカ」と聞いて思い出すのは、鈴鹿サーキットだけじゃないはず。
競馬好きならまず「スズカマンボ」や「スズカフェニックス」が頭に浮かぶんじゃないでしょうか。

この「スズカ」という冠名、実は永井啓弐さんの地元・三重県の鈴鹿山脈から取ったものなんです。
他にも「ミスズ」「サンレイ」「スリー」といったバリエーションも存在し、それぞれ預ける厩舎や所有名義によって使い分けていました。

例えば、スズカマンボは2005年の天皇賞・春を制し、スズカフェニックスは高松宮記念を勝利。
これだけ聞いても「スズカ印=強い馬」の方程式が成り立ってる感がありますよね。

ちなみに筆者は「サンレイポケット」が地味に好きだったりします。
名前がちょっとカワイイのと、末脚がしっかりしてて、買うと結構馬券に絡んでくれるんですよ。
(あ、これは完全に個人の偏見です笑)

永井啓弐さんの冠名へのこだわりからは、地元愛とロマンがにじみ出ています。
馬に自分のルーツを乗せて走らせるって、なんとも粋な生き様ですよね。

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