看護師として働きながら、「もう少し収入が欲しい」と感じる人は少なくありません。
先日もニュースで「看護師の方が夜の副業で300万円稼いだこと」が話題になっていました。
中でも夜の副業は時給の高さやシフトの自由さから注目されますが、その一方で「バレるリスク」や「体力的負担」も大きな課題です
筆者はシステムエンジニアをしていますが、ぶっちゃけ、副業賛成派です。
看護師の方が副業で疲労して、本業に支障をきたして患者の方に迷惑をかけるなどするのは問題ではありますが、やはり、今は物価高でどこのご家庭も経済的に苦しいですからね。
看護師の副業(夜の仕事)がバレる理由とは?
夜の副業がバレる瞬間は、たいてい予想外のところからやってきます。
一番多いのは、やっぱり「税金経由」。住民税の通知が職場に届き、「あれ、この人収入増えてない?」と経理に気づかれるパターンです。
これ、逃げ道はほぼゼロ。住民税の仕組みは意外と優秀です。
次に多いのは、SNSや知人経由。写真や投稿に職場が写り込んでいれば、誰かが見つけます。
そしてもう一つ、勤務態度の変化。夜遅くまで働くと、どうしても翌日の集中力が落ちたり、シフト希望が偏ったりします。
医療現場は空気がシビアなので、小さな変化でもすぐ察知されます。
副業を続けるなら、この3つの“発覚ルート”をどう回避するかが鍵になります。
次は、実際に多いとされるキャバクラ勤務の話です。
副業がバレる一番の原因は「住民税」
副業分の住民税は、確定申告後にまとめて請求されます。
その通知が本業の職場にも届くため、経理担当のアンテナに引っかかるわけです。
これを避けるには「普通徴収」に変更する手続きが必要ですが、忘れたら即アウト。
発覚ルートとしては王道中の王道です。
同僚やSNSからの情報漏れ
副業のことを誰かに話せば、そこから広まる可能性は高いです。
とくに職場内の噂は想像以上に早く、あっという間に病棟全体に広がります。
SNSも油断できません。写真の背景や制服、投稿時間から副業先が特定されることもあります。
「鍵付きだから安心」という思い込みは危険です。
シフトや勤務態度の変化による発覚
夜に働くと、どうしても生活リズムが崩れます。
その結果、日勤中に眠気が出たり、残業を避けるためにシフト希望が偏ったりします。
ベテランの管理職はこうした変化を見逃しません。
「最近ちょっと様子が違うね」という一言が出たら、要注意です。
キャバクラ勤務は本当に多い?看護師と夜の仕事のリアル
キャバクラ勤務を選ぶ看護師は、意外と多いです。
理由は単純で、時給が高く、シフトも自由、そして命に関わる緊張感がないから。
接客スキルが高い看護師は、お客様の話を聞くのも得意なので、自然と仕事に馴染むこともあります。
ただし、生活リズムの乱れや体力消耗は避けられません。
稼げるからといって長期的に続けるのはリスクもあります。
キャバクラ勤務を選ぶ理由と魅力
日給換算で数万円になることもあり、短期間でまとまった資金を作れます。
奨学金の返済、ローン、趣味の資金など目的がはっきりしている人には効率的です。
さらに、会話スキルや接客マナーも鍛えられるのは大きな副産物です。
実際の体験談と働く上での注意点
半年ほどキャバクラ勤務をした看護師の中には、「お金だけでなく人間関係の幅も広がった」という人もいます。
一方で、翌日の勤務がしんどくなる日も多く、体力勝負であることは間違いありません。
酔ったお客様への対応や店内の人間関係に疲れることもあり、精神的負担は軽くないです。
夜の仕事が看護師の心身に与える影響
睡眠不足は集中力や免疫力を落とし、ミスの原因になります。
深夜の高カロリー食やアルコールも、体調に悪影響を与えます。
昼夜逆転の生活が続くと、孤独感やストレスも増加します。
副業を選ぶときは、収入面だけでなく体と心の負担も計算に入れることが大事です。