横須賀市長・上地克明さん。
まさに今、交通違反、車検切れを自らSNSで公表し、話題になっています。
一方で、「あの上地雄輔さんの父」と聞いて、思わず親しみを感じた人も多いのではないでしょうか？
市政の実績は？これまでの取り組みと市民の評価
改めて、上地克明さんが自身のSNSであることを公表しました。
内容は、なんと「車検切れ＆自賠責切れのまま公用車を運転し、一方通行も逆走していた」という交通違反。
しかも、これは市の業務中でのこと。
本人は「深くおわび申し上げる」と謝罪しました。
この件、信頼を揺るがす出来事だったことは間違いありません。
ただ、だからといって「全部がダメだった」と断じるには少し早い気もします。
実は上地市長、これまでの市政運営で評価されている部分も多いんです。
たとえば、横須賀市の人口減対策として音楽フェスの誘致やLGBT支援制度の整備など、新しい取り組みも積極的に行ってきました。
「ちょっと意外？」と思うような文化系施策も多く、若い世代を意識した動きが特徴です。
市民との距離も近く、直接話を聞くタウンミーティングも定期的に実施。
「何かあったら話せる市長」と感じていた市民も多かっただけに、今回の件は残念という声が目立ちます。
とはいえ、過去の取り組みや実績を踏まえて「今回の失点をどう立て直すか」に期待している市民も一定数いるようです。
上地克明のプロフィールまとめ｜年齢・出身・家族構成
横須賀市長の上地克明さん。70歳にして現役で市政のかじ取りをするパワフルな存在です。
地元・神奈川県横須賀市で生まれ育ち、現在もそのまちを率いています。
この名前を聞いて「どこかで見たような…」と感じた方。
正解です。俳優でありタレントの上地雄輔さんの父親です。
次は、上地克明さんのルーツとも言える「学歴・経歴」に注目していきます。
横須賀高校の野球部時代など、意外な一面も見えてきます。
学歴・経歴｜横須賀高校から早稲田大卒、議員そして市長へ
上地克明さんの原点ともいえるのが、地元の名門・神奈川県立横須賀高校。
ここで野球部に所属し、ポジションはキャッチャー。まさにチームを支える立場です。
キャッチャーって、情報処理と瞬時の判断が命。
現場でトラブルに強いSEの自分としては、「キャッチャー出身の市長って、割と頼れる人が多い説あるな」と思ったりします。
高校卒業後は、早稲田大学教育学部へ。
当時は社会教育や組織運営に関心があったようで、根っからの“人と仕組みに興味があるタイプ”だったのかもしれません。
卒業後はすぐに政治の道へ…ではなく、一度民間を経験。
その後、市議、県議を経て、2017年に横須賀市長に初当選。
現在は2期目の後半です。
エリートコースというより、がっつり下積みタイプ。
市民との距離感も近く、「偉そうにしない市長」として一定の支持を得てきました。
ただ、ここ今回の報道で信頼を失った部分があるのは否めません。
それをどう巻き返すかが、今後の課題です。
市政の実績は？これまでの取り組みと市民の評価
まず、避けて通れないのが今回の“やらかし”。
車検も自賠責も切れた状態で運転し、一方通行も逆走。
さすがにこれは…というレベルで、同業（行政システム開発）に関わる者としてもヒヤっとしました。
上地克明さんはすぐに公式で謝罪し、経緯も説明。
「確認不足」と正直に言った点はまだしも、危機管理の甘さは否めません。
一方で、これまでの市政を見てみると意外と攻めの姿勢。
音楽フェスの誘致、ご当地ナンバー構想、LGBT支援制度など、「横須賀をちょっと面白くしよう」という気持ちは伝わってきます。
保守的なイメージの強い土地柄でこの動きは珍しく、「若者の支持層を狙ってるな」と感じる政策もちらほら。
ある意味、IT系ベンチャーがレガシーな会社に切り込むような構図にも近いかもしれません。
市民の評価は分かれています。
「チャレンジ精神がある」という声もあれば、「暴走気味では？」という慎重派も。
政治は“結果が全て”ではありますが、少なくとも「動いている市長」ではあります。
次は、話題になりがちな“親子関係”について。
俳優・上地雄輔さんとの関係を見ていきましょう。
息子とのエピソード｜上地雄輔との親子関係と知られざる話
「上地克明＝上地雄輔の父」
このイメージが強い方も多いと思います。
上地雄輔さんといえば、“羞恥心”や“クイズヘキサゴン”でおなじみ。
あの明るくて憎めないキャラが市長の息子だったというのは、意外と知られていません。
市長本人も、息子さんの活動についてはたまに触れる程度。
必要以上に親バカにならず、一定の距離感を保っているのが印象的です。
逆に、雄輔さんが地元イベントで話すときには、
「うちのオヤジ、昔から硬派で、でもどこか抜けてる」といった微笑ましいエピソードも。
筆者も昔、雄輔さんのライブ会場で聞いたトークに
「うちの父は変なとこ真面目」なんて話があって、思わず笑ってしまいました。
政治と芸能、立場は違えど「人前に立つ」という共通点はあり、根底にあるのは“地元愛”なのかもしれません。
次は、その上地克明さんが2025年の市長選に出馬するのかどうか。
世間の声とともに予想してみます。
今後の選挙への影響は？市民の声と出馬の可能性
車検切れの一件をきっかけに、「もう任期で引退するのでは？」という声も出ています。
実際、2025年は市長選のタイミング。
ただ、上地克明さん本人は出馬についてまだ明言していません。
とはいえ、過去の実績や市民との距離感を考えると、「まだやり残したことがある」と感じていても不思議ではありません。
ネット上の声は真っ二つ。
「もう引退してもいいんじゃ？」という意見もあれば、「今のところ他に強い候補もいないし…」といった現実的な判断もちらほら。
エンジニア目線でいえば、“バグは出たけど、トータルでは安定稼働してるプロジェクト”に似ている印象です。
ただし再稼働するなら、まずはそのバグのパッチ対応（信頼回復）が絶対条件。
よくある質問とその答え（Q&A）
Q: 上地克明さんの交通違反ってどれくらいまずい内容？
A: 車検と自賠責切れ、一方通行の逆走という3点セットは、正直かなりまずいです。自動車の管理・法令遵守という意味では、公人として信頼を揺るがすインパクトがありました。
Q: 息子の上地雄輔さんと政治的な関わりはあるの？
A: 直接的な政治関与はなし。ただし、地元のイベントなどで“親子並び立つ姿”が見られることもあり、間接的に市のイメージアップに貢献している面はありそうです。
Q: これまでの市政で評価されている取り組みは？
A: 音楽フェスの開催支援、LGBT支援制度の導入、ご当地ナンバー構想など“横須賀らしさ”を前面に出した施策が評価されてきました。若い世代の支持も一定数あるようです。
Q: 交通違反で次の選挙は厳しい？
A: 正直厳しさは否めません。ただ、「動ける市長」だった実績もあり、“代わりがいない”という現実的な支持層も存在しています。
Q: 市民との距離は近い人？
A: 比較的近い方です。SNSでの発信やタウンミーティングなど、顔を出す場面は多く、市民から話しかけられやすいタイプの政治家といえます。
まとめ
上地克明さんについて、話題の交通違反から経歴、家族構成、市政の実績、選挙の行方まで一通り見てきました。
要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢・出身 | 1954年生まれ、神奈川県横須賀市出身 |
| 学歴 | 横須賀高校 → 早稲田大学教育学部 |
| 経歴 | 市議 → 県議 → 市長（2017年〜2期目） |
| 息子 | 俳優・上地雄輔さん |
| 実績 | 音楽フェス、LGBT支援、ご当地ナンバー構想など |
| 評価 | “動いてる市長”という支持あり。SNS活用・現場主義で親近感も |
| 交通違反 | 車検・自賠責切れ＋一方通行違反で信頼低下 |
| 次期市長選 | 出馬未定。再選には誠実な説明と信頼回復が鍵となる |
「身近で、ちょっと抜けてて、それでも動いてる市長」
そんな上地克明さんの今後に注目が集まります。