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木徳神糧の社長・鎌田慶彦の経歴と学歴!米の大手卸売業者トップが描く未来像とは?

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目次

木徳神糧の社長・鎌田慶彦の経歴とは?

木徳神糧の社長である鎌田慶彦さんが、どのようなキャリアを経て業界トップに立ったのでしょうか。
ここではその歩みを詳しく追いながら、一般企業勤めの筆者の視点からも少し分析してみます。

入社から社長までのキャリアステップ

鎌田慶彦さんのキャリアは、まさに“ひとつの会社で勝ち抜いてきた叩き上げ型”と言えます。

1983年、専修大学商学部を卒業後、そのまま木徳神糧に新卒入社。
その後、10年単位で着実に昇進を重ね、2013年には取締役執行役員に就任。
そして2022年には副社長、2024年3月には代表取締役社長の座へと昇り詰めました。

40代のシステムエンジニア(筆者のこと)的視点から見ると、「ひとつの会社で40年近く働き続ける」って、正直ちょっと震えます(笑)。
ですが、逆に言えば会社がそれだけ信頼を寄せ続けたということですし、よほど現場と経営の橋渡しがうまかったのだろうなと推測します。

こういった「現場を知っている社長」は、言葉に重みがあります。
パワポでなんとなく語るだけの人じゃないんです。
むしろ、米粒1つの値動きに命をかけるような商売を、ずっと肌で感じてきた人ならではの重さがありますね。

鎌田社長が築いたキャリアは、まさに“コツコツ、でもブレずに”という姿勢の象徴といえます。

鎌田慶彦の学歴と専修大学時代

経歴を追ったら、やっぱり気になるのが学生時代ですよね。
ここでは、専修大学での学生時代や、就職のきっかけについて深掘りしてみます!

専修大学商学部で学んだ内容とは?

鎌田慶彦さんは、1983年に専修大学商学部を卒業されています。

専修大学は“実学”に強いとされる大学で、経営や会計、マーケティングなど実務直結のカリキュラムが多いのが特徴です。
40代の筆者の感覚から言うと、「理論より現場で使える知識」を重視するこの学部の雰囲気って、システム開発の現場にも似てますね。
理想論は置いといて、「今どう回すか」が重要な空気。まさに米の流通現場にも通じるものがあるなと感じます。

ちなみに、専修大学といえば経営者を多く輩出していることでも知られています。
中小企業のトップやスタートアップの創業者に卒業生が多いんですよ。
鎌田社長も、そんな「泥くさくて強いビジネス精神」の流れに乗っていたのかもしれませんね。

学びの中で経営に興味を持ち、食品流通の世界に飛び込んだ──そんな青春を想像すると、ちょっとエモくなります。

令和の米騒動で見えた木徳神糧の存在感

「令和の米騒動」という言葉を聞いたことはありますか?
実は2023〜2024年、日本では“米がスーパーから消えた”という状況が発生しました。
その混乱のなか、木徳神糧の動きが注目されたんです。

米不足と買い溜めの背景にある需給の変化

背景には猛暑の影響による収量の減少、精米歩留まりの悪化、そしてインバウンドの増加や災害への不安がありました。
ニュースやSNSで「米がなくなる!」という情報が広まったことで、一気に消費者の買い溜め行動が加速。

これ、実はトイレットペーパー騒動の“米バージョン”みたいなもので、現場は相当大変だったと思います。
昭和生まれエンジニアの視点で言うと、「供給チェーン全体のリスク管理、ちゃんとできてたの?」って思うのが正直なところ。

でもそんな中で、木徳神糧は“パニックに流されず、淡々と供給責任を果たした”というのが印象的でした。

安定的な仕入れルートを持ち、JA全農との協力体制を強化しながら、しっかりと原料を確保していたそうです。

木徳神糧が果たした安定供給の役割

「米がある」とわかっているだけで、流通現場はだいぶ救われます。
実際、木徳神糧はこのタイミングで過去最高益を記録。

冷静に言うと「勝ち組」なんですが、ただの金儲けではなく、そこには“社会の安心を支える”という姿勢があったんですね。

40代の会社員としても、「物流やインフラって、こういう“地味だけど重要な存在”が支えてるんだよなぁ」と妙に納得させられました。

次は、そんな木徳神糧が海外市場でも着実に成果を上げている「海外事業」について見ていきましょう!


木徳神糧の海外事業と今後の展望

国内での存在感はもちろん、木徳神糧は海外でも活躍中です。
特にアジアを中心に、独自の技術とネットワークで拡大を続けています。

ベトナムや中国などの拠点とその成果

主力の連結子会社は、ベトナム(アンジメックス・キトク)、中国(木徳大連貿易)、そしてタイ(キトク・タイランド)。

これらの拠点は、すでに計画以上の売上を上げていて、現地での日本米(ジャポニカ米)の販路拡大を実現しています。

システムエンジニアの立場で言うと、「プロジェクトが“海外ブランチでうまく回ってる”って、すごくない?」ってなりますよ(笑)
海外は文化も言葉も違うし、システム的にもローカル要件が強いんです。
その中で成果を出すって、本当に地道な努力の積み重ねだと思います。

無洗米UMBP技術で海外市場を開拓へ

さらに注目すべきは、木徳神糧が独自開発した「UMBP(ウルトラマイクロバブルプロセス)」という無洗米技術

この技術、硬水が多い海外でもふっくらご飯が炊けるということで、高く評価されているんですよ。
現地でも工場にUMBP設備を導入して、海外向け商品開発に取り組んでいるとのこと。

今後はヨーロッパや北米でもこの技術を活かして、無洗米の普及に一役買う予定らしいです。

「日本のお米テクノロジーが世界を救う」って、ちょっと夢がある話じゃないですか?

次はいよいよ、木徳神糧の社長・鎌田慶彦さんがどんな未来を描いているのかを深掘りします!


社長・鎌田慶彦が描く木徳神糧の未来像

ビジネスは“今”だけでなく、“これから”が問われる時代。
鎌田社長が何を考え、どこを目指しているのか。そのビジョンに注目です。

若手社員と共に挑む新規事業の数々

2024年から始まった社内アイデア公募「ひとつぶのヒラメキ」。
全社員から新規ビジネス案を募集し、選ばれたチームが実際にプロジェクトを立ち上げるというもの。

これ、まさに社長自身が「トップダウン」ではなく「ボトムアップ」の経営を重視してる証拠ですね。

たとえば若手が考案した“米ぬかを使った肥料開発”など、実際に動き出しているプロジェクトも出てきているんです。

私自身、社内で「この提案、採用されたらいいな…」と思ったことは何度もありますが、実際に経営層が乗ってくれるケースはそう多くありません。
だからこそ、この木徳神糧の姿勢は本当にうらやましいです。

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