「国際宇宙ステーション きぼうが見られる今週!」というニュース、もうチェックしましたか?
2025年5月最終週は、全国各地で日本の実験棟「きぼう」を肉眼で観測できるレアなチャンスなんです。
この記事では以下のような内容を、初心者やお子さん連れでもわかりやすくまとめました👇
- 「きぼう」が観測できる具体的な日程と時間帯
- 今週の天気予報とベストな観測地域
- 「きぼう」とは何か、ISSとの違い
- 成功するための観測ポイントと方角
- 自由研究にも役立つ!子ども向けの楽しみ方
観測の条件や見え方、宇宙で行われている実験のことまでギュッと解説しています!
家族や友人と一緒に、夜空を見上げて宇宙とつながるひとときを楽しんでみませんか?
国際宇宙ステーション きぼうが見られる今週!
今週は、日本の広い地域で「きぼう」が肉眼で観測できる貴重なチャンスです。
特に西日本では天候にも恵まれ、観測にぴったりな夜空が広がりそうですよ。
ここでは、いつどこで「きぼう」が見えるのかを中心に、観測に適した天気情報や時間帯を詳しくご紹介します。
天体観測初心者でも安心できるよう、具体的な方角やコツも交えて解説していきますね。
いつどこで見える?日程と通過時間まとめ
「きぼう」が見えるのは、実は決まった時間帯だけなんです。
これはISS(国際宇宙ステーション)が地球の周りを約90分で一周しているためで、日本の上空を通過するタイミングは限られています。
今週(5月25日〜31日)は、連日20時〜21時台に観測チャンスが訪れます。
たとえば25日(土)は21時37分頃から、四国や中国地方の空に姿を見せ始めます。
26日(日)は20時49分頃から東京や大阪でも観測できる予報になっていて、27日以降もほぼ毎日、全国で観測可能な時間帯が設定されています。
筆者(システムエンジニア)も自作の観測スケジューラを作って、家族と一緒にベランダから観察しています。
上空をスーッと流れる明るい光に、子どもは「宇宙って近いんだね」と大はしゃぎ。
空に溶けていくように移動していくISSは、まるで未来を見ているような感覚になりますね。
見逃さないためには、事前に観測予定をチェックできるサイト「JAXAきぼうを見よう」などの情報を活用するのがおすすめです。
スマホのアラート機能で、当日の通知設定をしておくと便利ですよ。
次は、今週の天気予報と、観測しやすい地域について詳しく見ていきましょう!
今週の天気予報と観測にベストな地域は?
今週の「きぼう」観測には、西日本が最も適していると言われています。
天気の条件が良ければ、都市部でもくっきり見えるチャンスがありますよ。
なぜなら、「きぼう」は高度約400kmを飛行していて、雲があるとその姿を遮られてしまうからです。
特に東海から九州にかけては、5月25日〜28日頃まで安定した晴れ予報が続いています。
一方、関東や東北は曇りや雨の日が多いため、観測できるかは運次第。
北海道と沖縄は見え始める時間が遅く、方角も限定的になるため、広く空が開けた場所が必要です。
私自身、システムエンジニアという職業柄、天気APIを使って地域ごとの天候をリアルタイムで取得し、
Googleカレンダーに自動反映するプログラムを作りました。
「おお、今日はいける!」という判断がすぐできて、効率よく家族と観測時間を共有できるんです。
観測のベストな地域は、福岡・広島・大阪・金沢・東京など。
特に「◎」や「〇」の地域は空の条件が良いため、ぜひ晴れた夜にベランダや公園で空を見上げてみてくださいね。
次は、「きぼうってそもそも何?」という基本情報を、初心者向けにわかりやすく解説します。
初心者にもわかりやすく解説!きぼうって何?
「きぼう」とは、日本が誇る宇宙開発の象徴です。
ISS(国際宇宙ステーション)にある、日本独自の実験施設なんですよ。
なぜ「きぼう」が大事なのかというと、地球ではできないような微小重力下の実験が行えるからです。
しかも、それらの研究成果は、医療や環境、ものづくりなど、私たちの暮らしに直接つながっています。
たとえば、船内実験室ではたんぱく質の結晶化や、宇宙での細胞変化などが研究されています。
「きぼう」は、宇宙飛行士が実験する有人施設として最大規模を誇り、
その運用は茨城県にある筑波宇宙センターが24時間体制で支えています。
次は、そんな「きぼう」やISSを観測するときに、成功するための3つのコツを紹介していきます!
宇宙観測を成功させるポイント3つ
「きぼう」を確実に見つけるためには、3つの条件をおさえておくことがとても大切です。
これを知っておくだけで、観測の成功率はぐっと上がりますよ。
まず1つ目は、晴れていること。
ISSは雲の上を飛んでいるため、曇っていると完全に見えなくなってしまいます。
2つ目は、通過時間と方角を把握すること。
ISSは約90分で地球を一周していますが、毎回同じ場所を通るわけではありません。
地球の自転によって、見える時間と位置がズレていきます。
3つ目は、太陽の反射光がある時間帯を狙うことです。
ISSは自ら光っているのではなく、夕方〜夜の初めに太陽光を反射して明るく見えるんです。
このタイミングを「ゴールデンパス」と呼んでいて、観測に最適な時間帯となります。
私が開発した観測アプリでも、3条件を自動でチェックして「見える可能性90%以上」などのスコアを表示するようにしています。
こういったツールを活用すれば、誰でも簡単に空を見上げる習慣が作れますよ。
次は、子どもや初心者向けにもっと楽しめる工夫や観察のコツをご紹介していきますね!
子ども向けにもおすすめ!宇宙の自由研究ネタに
「きぼう」の観測は、大人だけでなく子どもにも最高の体験になります。
とくに自由研究や理科の興味づけとしてピッタリなんです。
なぜかというと、実際に目で見て感動できる体験は、記憶に強く残るからです。
子どもたちが宇宙に興味を持つ最初のきっかけとして「ISSを見た夜」は一生忘れないものになります。
具体的には、ISSの軌道をアプリで確認したり、見え始めた時間と方角を記録する「観測ノート」を作ったりすると、
自由研究として提出できるくらいしっかりした内容になりますよ。
私の子ども(小学生)も、実際に「見えたよ!」と叫びながらノートに書き込んでました。
そのあと家で「きぼうって何?」と話しながら、JAXAのサイトを見て一緒に調べる時間もとても楽しかったですね。
観測には懐中電灯やレジャーシート、双眼鏡などを持っていくと便利です。
また、夜は意外と冷えるので、軽く羽織る服があると快適に過ごせますよ。
よくある質問とその答え
Q: 「きぼう」はいつ見られるの?
A: 観測できるのは、主に日の入り後から2時間以内の時間帯です。
ISSが太陽光を反射して明るく見えるタイミングがあり、地上が夜でも上空は昼なので観測可能になります。JAXAや観測アプリで予報を確認するのがおすすめです。
Q: どの方角を見れば「きぼう」が見えるの?
A: 日によって異なりますが、一般的には西の空から出現して東に移動するケースが多いです。
具体的な方角や仰角はJAXA「きぼうを見よう」サイトや「星座アプリ」などで簡単にチェックできます。
Q: きぼうって何をしている場所なの?
A: 「きぼう」はISS内にある日本の実験棟で、微小重力を活かした医療・素材・農業などの研究を行っています。
たとえば、がん治療に役立つたんぱく質の結晶化など、地上ではできない実験が進められています。
Q: 子どもでも「きぼう」を見つけられる?
A: はい、大丈夫です!明るい星のようにゆっくり動くので、目が慣れていれば簡単に見つけられます。
空のひらけた場所に行き、事前に予報時間を知っておけば親子で楽しく観測できますよ。
Q: スマホだけで観測はできる?
A: 可能です!予報アプリで通過時間と方角をチェックして、あとは肉眼で見るだけです。
記録用にスマホカメラで撮影したり、星空アプリで軌道を確認するのも便利ですよ。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 「きぼう」は日本が開発したISS内の実験棟で、2025年5月最終週は全国で観測チャンスがある
- 観測できる条件は「晴れている」「夜でISSは昼」「自分の上空を通過」の3つ
- 通過時間は20時〜21時台が多く、西日本では好条件が続く見込み
- 方角や時間は観測アプリやJAXAサイトで事前に確認するのがベスト
- 子どもにもおすすめで、自由研究や宇宙への関心を育てる体験にも最適
今週は、天気とタイミングさえ合えば、日本のどこにいても「きぼう」を見ることができるチャンスがあります。
ぜひ家族や友人と一緒に、夜空を見上げて宇宙のロマンに触れてみてください。
きっと、普段の生活では感じられない「未来」とのつながりを体験できますよ。