栃木県立真岡北陵高等学校のトイレ暴力動画がSNSで拡散
2026年の正月早々、ネット上をザワつかせたのが、ある高校での“とんでもない動画”の拡散でした。
場所は栃木県にある栃木県立真岡北陵高等学校。拡散された動画には、トイレの個室前で複数の生徒が暴行を加えていると見られる様子が映っており、一気に注目を集めました。
筆者は40代のシステムエンジニアですが、子どもを持つ親でもありますし、学校という組織の中で「暴力」と「情報」がどれほど危ういバランスか、見過ごせない問題だと感じています。
動画の内容とSNSでの拡散状況
動画の内容は簡単に言えば、「トイレでの暴行シーン」です。
映像には、1人の生徒が壁際に追い込まれ、数名の生徒が取り囲んでいる様子が収められています。
これはひどい…
Twitter(現X)やThreadsを中心にこの動画は瞬く間に拡散され、コメント欄は怒りと不安の声で埋まりました。
こういう拡散のスピードって、昔のネット掲示板とは比べものにならないんです。
SNSの通知一発で「全国事件」レベルになる時代なんですよ。
そして、動画が拡散されたのは2026年1月4日の夜。
まさに“連休明け”を目前に控えたタイミングで、多くの人の目に触れたのも無理はありません。
SNSで求められる加害者特定と厳罰化の声
SNS上では、怒りの声が爆発しています。
「加害者の名前を特定しろ」「退学では済まされない」など、非常に強い言葉が並んでいます。
確かに、暴力は決して許されることではありませんし、責任を取るべきなのは当然です。
ただし、気をつけなければいけないのが、“過剰な私刑”です。
ネット上での特定や断罪がエスカレートすると、今度は加害者側が「社会的に抹殺される」危険性もあります。
ここで筆者として思い出すのが、過去にあった某県の“LINEいじめ”事件。
そのときも加害生徒の名前や住所、顔写真までもが晒され、結果的に本人だけでなく家族にも被害が及びました。
その後、いじめを受けていた子と同じくらい、加害生徒側にも精神的な問題が発生したと聞いています。
正義感が暴走しすぎると、加害者と同じ土俵に立ってしまう可能性もあるんですね。
もちろん、処分や責任は必要です。
でも、求めるべきは「冷静かつ公正な対応」であるべきではないでしょうか。
被害者支援と心のケアに必要な対応とは
一方で、最も優先すべきなのは被害者のケアです。
暴力を受けたという事実だけでなく、それが動画で撮影・拡散されたという現実は、計り知れないほどの精神的ダメージを残します。
僕自身、社内で新人がパワハラを受けた現場を動画で目撃したことがありますが、その後のフォローには本当に神経を使いました。
ただ謝るだけでは足りないんですよね。
心のケアには時間がかかるし、「味方がいる」と実感してもらうまでが一つのゴールになります。
教育現場であれば、スクールカウンセラーの配置や、学外のメンタルケア施設との連携も必要です。
また、「学校に戻れるのか?」「登校できるのか?」という現実的な問題もあります。
ネット上では「加害者を転校させろ」「被害者を守れ」という声もありますが、そもそも“守るべきはどちらか”という議論自体が不要になるような環境づくりが、本来必要なんですよね。
