Google Gmailのパスワードをパスキーに変更する理由とは？
最近、Googleが「Gmailのパスワードをやめて、パスキーに変えてください！」って言い始めたんです。
え？パスワードじゃダメなの？って思いますよね。
でも実は、パスワードってけっこう危ないんです。
ここでは、その理由をわかりやすくお話しします。
パスワードではなぜ危ないの？
パスワードって、ひとことで言うと「自分だけが知ってるヒミツの言葉」です。
でも、これってけっこうバレやすいんですよね。
ちなみに筆者の友人の職場では、ある人がずっと同じパスワードを使ってて、仕事用のメールが乗っ取られたことがあったそうです。
「家の鍵を玄関の前に置いてるようなもんだよ」って、その友人は苦笑いしてました。
しかも、最近の悪い人たちはとっても頭がいい。
AIを使って、パスワードを当てるスピードもどんどん速くなってます。
長くて複雑なパスワードでも、いつかはバレるかもしれない時代です。
実際、Googleの調べでは、アメリカのGmailユーザーの6割以上が詐欺に遭ったと感じてるそうです。
そのうち3人に1人が、個人情報を盗まれた経験ありというショッキングな話も。
だからこそ、Googleは「もうパスワードは古いよ」「もっと安全な方法に変えましょう」と言ってるんですね。
じゃあ、その新しい方法「パスキー」って、いったい何なんでしょう？
小学生でもわかる！パスキーってどんなしくみ？
「パスキー」って聞くと、なんだかむずかしそうに感じますよね。
でも、実は“宝箱とカギ”の仕組みとそっくりなんです！
ここでは、パスキーの仕組みを、小学生でも理解できるように、たとえ話を交えてわかりやすく説明しますね。
次は、実際にその“カギ”をどうやって使えばいいのか？パスキーの設定方法をステップで解説していきます！
パスキーは2つのカギでできている
パスキーは、ざっくり言うと「2つのカギ」で動いています。
ひとつは公開鍵（こうかいかぎ）、もうひとつは秘密鍵（ひみつかぎ）と呼ばれるものです。
この2つ、実はそれぞれこんな役割をしてます👇
- 公開鍵：みんなが見てもいいカギ。Googleのサーバーに保存されています。
- 秘密鍵：ぜったいに見られちゃいけないカギ。スマホやパソコンの中だけにあります。
たとえるなら――
「宝箱のカギをGoogleが持ってて、そのカギでしか開けられない金庫（スマホの中）にヒミツのカギが入っている」
そんな感じです。
このヒミツのカギ（秘密鍵）は、外に持ち出せません。だから盗まれたり、こっそり見られたりしにくいんです。
顔認証や指紋でログインできるしくみ
じゃあ、どうやってその“カギ”を使うの？って疑問がわきますよね。
答えはカンタン。
顔認証や指紋認証で、本人かどうかをチェックしてからカギを使うんです。
つまり、「このスマホを持ってる人」＝「本人」と見なして、
カギを勝手にカチャっと使ってくれるんですね。
朝、寝ぼけてても指紋ピッでGmailに入れるのは助かりますよ。
もうパスワード入力の面倒さとはおさらばです。
そして何より、人に教える必要がないから、だれにも盗まれない。
それが、パスキー最大のメリットなんです。
次のパートでは、実際にそのパスキーをGmailにどうやって設定するか、手順をやさしく解説しますね。
Gmailログインに使えるパスキーの設定方法【初心者でも簡単】
パスキーって便利そうだけど、設定がむずかしいんじゃ…と思ってませんか？
安心してください！
実はめちゃくちゃシンプルです。スマホとパソコンがあれば、5分あれば終わります。
ここでは「事前に準備すること」と「設定の7ステップ」をわかりやすくまとめました！
パスキーを設定する前に準備すること
まず、使える環境をざっくり確認しておきましょう👇
- スマホ：iOS 16以降 or Android 9以降
- パソコン：Windows 10以上 or macOS Ventura以降
- ブラウザ：Chrome・Edge・Safariなど、最新版を使うこと
- Bluetoothと画面ロック：スマホ側でオンになっているか確認！
あと、iPhoneやMacならiCloudキーチェーンをオンにしておくと便利です。
これで設定時の面倒がぐんと減ります。
準備ができたら、いよいよ設定スタートです！
実際のパスキー設定ステップ7つを解説
以下が、Gmailでパスキーを設定する流れです👇
- Googleアカウントにログインする
- 左メニューから「セキュリティ」を選ぶ
- 「Googleへのログイン方法」→「パスキー」をクリック
- 本人確認（パスワード入力）をする
- 「パスキーを作成」をクリック
- スマホで指紋または顔認証をする
- 完了！これでパスキーでログインできます
吉田さん曰く、「正直、ふつうのアプリ入れるよりカンタンだった」とのこと。
一度設定すれば、次からは顔や指でサクッとログインできちゃいます。
これが一度使うと戻れない快適さなんです。
子どもに教えるときのポイントと注意点
パスキーは便利で安全。だからこそ、小学生にも教えてあげたいですよね。
でもちょっと待って！ 子どもに教えるには、大人が知っておくべきポイントがあります。
ここでは「教えるときのコツ」と「よくある質問とその答え」をまとめました！
保護者が一緒にやるべきこと
まず大前提として、子ども1人に任せないことが大切です。
設定は一緒に行って、「このスマホでしかログインできないよ」と説明してあげましょう。
そのうえで、こんなポイントを意識するといいですよ👇
- 指紋や顔認証の意味をかんたんに伝える（自分しか開けられない宝箱だよ〜）
- スマホをなくしたときの対策を話す（親のスマホでもログインできるように設定しておく）
- 家族でルールを作る（パスキーは親の許可が必要、など）
吉田さんの家庭では、子どもと一緒に「家族のセキュリティルール表」まで作ったとか。
楽しみながらやるのがコツですね！
よくある質問とその答え
Q1. パスワードとどっちが安全？
→パスキーの方が100倍安全です！盗まれる心配がほぼありません。
Q2. 子どもでも設定できる？
→できます！でも保護者と一緒にやるのがベスト。
Q3. スマホを失くしたらどうする？
→親のスマホでもログインできるようにしておけば安心です。
Q4. パスキーは無料？
→もちろん無料！追加料金など一切なしです。
Q5. 学校で使える？
→学校アカウントは先生や管理者の設定によります。個人アカウントならOK！
よくあるQ&Aまとめ
Q: パスワードとパスキーって何がそんなに違うの？
A: パスワードは“文字の合言葉”ですが、パスキーは“スマホそのものがカギ”になります。顔や指紋で本人確認するので、盗まれる心配がほとんどなくなります。
Q: パスキーって子どもでも使えるの？
A: 使えます！スマホやタブレットがあれば、指紋や顔認証でカンタンにログインできます。ただし設定は保護者と一緒に行うのが安心です。
Q: もしスマホをなくしたらログインできなくなる？
A: 大丈夫です。ほかのデバイスにもパスキーを設定しておけば、そちらからログインできます。親のスマホを“予備のカギ”として設定しておくと安心です。
Q: 設定って本当にカンタン？ITに弱いけど大丈夫？
A: 安心してください！Googleの画面にしたがって進めるだけで完了します。吉田さん（40代SE）いわく、「家電のリモコンより簡単」だそうです。
Q: Gmail以外でもパスキーは使えるの？
A: はい、使えます！「Googleでログイン」できるアプリやWebサービスで順次対応が進んでいます。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- Gmailのパスワードはハッキングのリスクが高くなってきている
- パスキーは「顔」や「指紋」で本人確認できる安全なログイン方法
- パスキーは公開鍵と秘密鍵のしくみで、外から盗まれにくい
- Gmailでのパスキー設定はたった7ステップで初心者にも簡単
- 子どもに教えるときは保護者が一緒に設定し、ルールづくりが大切
今回の記事を読んで、「パスワードってもう古いんだな」と感じた方も多いと思います。
Gmailをはじめ、ネットサービスはどんどん進化しています。
「パスキー」はその中でも、もっとも手軽で、もっとも安全な新しい常識になりそうですね。
まだ試していない方は、ぜひ一度設定してみてください。
大人も子どもも、安全でストレスのないネット生活が始まりますよ！