【あんぱん】大森元貴が第19週で初登場!

役柄も気になるところですが、登場するタイミングやシーンの空気感まで、ドラマ好きなら見逃せません。
ではまずは、いつから登場するのか、放送日の詳細をチェックしていきましょう。
91話から登場!放送日はいつ?
筆者は職業がシステムエンジニアなんですが、こういう節目の回って、まるでアプリに大型アップデートが来るような感覚なんですよ。
静かに進んでいた流れが一気に動き出す、そんな“トリガー回”って、朝ドラに限らず重要です。
放送週は2025年8月4日(月)~8月8日(金)の5日間。
この中で、大森元貴さん演じる「いせたくや」が登場し、柳井嵩との出会いを果たします。
初登場はカフェでの打ち合わせシーン。
そこへいせたくやがスッと現れて話しかけてくるという、何ともドラマティックな導入なんです。
まるで、突然現れる新機能のような存在感。静かに、でも確実に物語を動かすキャラクターだと感じました。
いせたくやの初登場シーンとは?

いせたくやの初登場は、なんとカフェのシーンから。
一見ふらっと登場しただけのように見えて、そこから物語がググッと動き出すんです。
大森元貴さん演じるいせたくやが、カフェで打ち合わせ中の柳井嵩に自然に話しかけるんですが、その距離感と空気のつかみ方が絶妙。
技術者の立場でよく思うのですが、新しいメンバーがチームに加わるときの“入り方”ってすごく大事なんですよね。
空気を読まずにガンガン来る人よりも、ちょっとした言葉でスッと懐に入ってくるタイプは信頼されやすい。
いせたくやはまさにそんな存在。控えめなんだけど、ちゃんと芯があるんです。
演出的にも、この初登場シーンではカフェの音、間の取り方、カメラワークなど細かいところまで計算されていて、
「あ、この人ただ者じゃないな」と視聴者が感じるような作りになってるんじゃないかな、と妄想しています。(笑)
さらに、いせたくやは後に柳井嵩とタッグを組んで、名曲「手のひらを太陽に」を生み出すキーパーソン。
この出会いが二人の運命を変えるという意味でも、このシーンの重みはかなり大きいです。
大森元貴が演じる「いせたくや」の役柄とは?
朝ドラ「あんぱん」に登場するいせたくやは、ただの脇役ではありません。
ストーリー後半の展開に深く関わっていく重要人物として登場します。
大森元貴さんが演じるこのキャラクターには、音楽と情熱、そして表現に対する信念が詰まっています。
では、いせたくやとはどんな人物なのでしょうか?
いせたくやはどんな人物?

いせたくやは、のちに数々の名曲を世に送り出すことになる作曲家。
モデルとなっているのは「見上げてごらん夜の星を」「手のひらを太陽に」などで知られるいずみたくさんです。
劇中のいせたくやは、柔らかい雰囲気を持ちながらも、内には揺るぎない音楽への情熱を秘めた人物。
どこか飄々としていながら、人の心の奥にスッと入り込む不思議な魅力を持っています。
筆者も思いますが、音楽を生業にする人たちの集中力と感性って本当にすごいんですよね。
いせたくやも、物事の本質を見抜く力を持っていて、周囲の人々の心を揺さぶっていく存在として描かれています。
口数が多いわけではないけれど、彼の一言一言が物語に深みを加える。
そんな“言葉より音で語る”タイプのキャラです。
次に、このいせたくやが、物語の中でどんな役割を果たしていくのかを見ていきましょう。
柳井嵩との関係とストーリー上の役割
いせたくやが出会うのは、漫画家・柳井嵩。
この二人が出会うことで、ドラマはいよいよクライマックスに向けて動き出します。
最初の出会いは偶然のようでいて、実は必然だったのかもしれません。
柳井嵩は心の奥に秘めた情熱を外に出せずにいた時期。
そんな嵩に、いせたくやが新しい“音”と“価値観”を持ち込むことで、嵩の人生は大きく変わっていきます。
いせたくやの存在は、いわば嵩の“触媒”のようなもの。
彼がいなければ、名曲「手のひらを太陽に」も、嵩の再起もなかったかもしれません。
自分一人では絶対に辿り着けなかったアイデアが、誰かの一言でパッと道が開ける瞬間ってあるんですよね。
まさに、いせたくやが嵩にとっての“その存在”だったのではないでしょうか。
次は、いせたくやのモデルになった人物「いずみたく」について詳しく掘り下げていきます!
いせたくやのモデルは作曲家「いずみたく」!
ドラマの登場人物にモデルがいると聞くと、やっぱり気になりますよね。
いせたくやというキャラには、実在の作曲家「いずみたく」さんがしっかりと重なっています。
ではこの人物、どんな経歴を持っているのでしょうか?
そして、ドラマではどこまで反映されているのか。
ちょっと掘り下げてみましょう。
いずみたくってどんな人物?
いずみたくさんは、日本を代表する作曲家。
「見上げてごらん夜の星を」「いい湯だな」「手のひらを太陽に」など、誰もが一度は耳にしたことのある名曲を手がけています。
生涯で手がけた楽曲はなんと1万5000曲以上。
テレビ、映画、CM、舞台…と幅広いジャンルに音楽を提供し続けた、まさに“音の職人”です。
まさに“リリースし続ける天才”。
いずみたくさんは、とにかく圧倒的なスピード感とクオリティを兼ね備えていた人物だったと感じます。
しかも、「手のひらを太陽に」のような子ども向けの歌にも、人の心にズドンと響くメッセージが込められているんですよね。
本当にすごい人です。
では次に、ドラマのいせたくやと、実際のいずみたくさんとの共通点と違いを比較してみましょう。
いせたくやとの共通点と違いは?
まず、大きな共通点は「音楽で人の心を動かす存在」であるという点です。
いずみたくさんの作品には、明るさの裏に深い優しさや希望があり、それがいせたくやのキャラクターにも反映されています。
さらに、「手のひらを太陽に」は劇中でも重要な役割を果たす曲。
柳井嵩との共作として描かれることで、視聴者の心にも強く残るはずです。
一方で違いとしては、いせたくやの性格や言動はかなりフィクションが加えられています。
ドラマの中では“空気を読めるけど自由人”という絶妙なバランス感のある人物像。
リアルないずみたくさんは、もっと芯が強くて自己主張の強いタイプだったとも言われています。
ドラマではこの辺りをうまく“表現者としての魅力”に変換している印象がありますね。
あくまでもモデルにしつつ、物語に合ったキャラに仕上げてあるところが脚本の上手さだと感じます。
大森元貴が語る役への想いと共演者への本音
ドラマ初出演とは思えないほど自然な演技を見せている大森元貴さん。
音楽活動では知られた存在ですが、俳優としての一歩にはどんな思いがあったのでしょうか。
今回は特に、共演者・北村匠海さんとの関係性にも注目が集まっています。
北村匠海との“8年ぶりの再会”に感動
大森元貴さんと北村匠海さんががっつり共演するのは実に8年ぶり。
2017年のドラマ「僕たちがやりました」で楽曲を担当した以来の再会だったそうです。
しかもその時は、お互いがミュージシャンとして作品に関わっていたため、芝居での絡みはほぼなかったとか。
今回「あんぱん」での再会では、役を通じてガッツリ心を通わせるシーンが続き、大森元貴さん自身も「同志のような感覚がある」と語っています。
筆者もプロジェクトで何年ぶりかに前職の同僚と再会したことがあるんですが、あの“わかり合ってる感”って言葉にしにくいんですよね。
目線ひとつ、呼吸ひとつで「あ、通じた」っていう。
大森元貴さんと北村匠海さんの関係にも、そういう空気感があるように感じます。
撮影現場では、ちょっとした表情の動きを北村匠海さんが即座に受け止めてくれたという話も。
息の合ったシーンが多くなりそうで、ファンとしても期待が高まりますね。
次は、大森元貴さん自身がこの朝ドラ出演をどう感じているのか、その胸の内に迫ってみましょう。
朝ドラ初出演への思いとは?
大森元貴さんにとって、この「あんぱん」は記念すべきドラマ初出演作。
それが朝ドラというのは、かなりのチャレンジだったはずです。
でも本人いわく、「変な緊張感はなかった」とのこと。
むしろ、「現場がすごく自由で楽しかった」と語っていて、その自然体な姿勢が画面からも伝わってきます。
個人的に、初めての現場ってどうしても“結果を出さなきゃ”って力が入るものですが、大森元貴さんはその逆。
余計な力が抜けているからこそ、役にピタッとハマったように見えます。
音楽活動では繊細で緻密な表現を求められる一方、ドラマの現場では“今その瞬間”をどう捉えるかが問われる。
その違いに戸惑いながらも、表現者としての幅を楽しんでいる様子が印象的でした。
大森元貴さんがこの先も俳優としてどんな道を歩むのか、非常に楽しみですね。