安永宗史・巡査部長が現行犯逮捕された理由とは？
駅で起きた衝撃の現行犯逮捕。
逮捕されたのは静岡県警の巡査部長、安永宗史容疑者でした。
藤枝駅のエスカレーターで、前を歩く10代女性のスカートの中にスマートフォンを差し入れたという容疑。
目撃者の通報を受け、その場で駅員に取り押さえられ、警察官によって現行犯逮捕となりました。
一体なぜ、そんな行為に及んでしまったのか。
そして、この事件はただの「個人の問題」で済ませていいのか。
ここではまず、事件の現場で何が起きたのかを掘り下げていきます。
盗撮が行われた場所と状況の詳細
事件が発生したのは、静岡県藤枝市にあるJR藤枝駅の改札内。
時刻は夕方6時ごろ。ちょうど帰宅ラッシュが始まる時間帯でした。
安永宗史巡査部長は、その日も通常通り勤務を終えて帰宅途中だったようです。
しかし、駅の上りエスカレーターで前にいた10代女性のスカート内に、スマートフォンを差し入れるという行為に及びました。
「下着が見たくてやった」──。
本人のこの供述には、40代エンジニアとして正直開いた口がふさがりません。
システム開発の現場もストレスが多いのは事実ですが、それを免罪符には絶対できません。
欲望に理性が負けた瞬間、すべてが終わるという一線を、安永宗史巡査部長は超えてしまいました。
現場では、近くにいた通行人がその不審な行動を目撃。
すぐに駅員に通報し、駆けつけた警察官が現行犯逮捕に至りました。
ちなみに藤枝駅は、安永宗史巡査部長の自宅最寄り駅でもあります。
顔見知りがいる可能性も高い場所でこんな行動をとるというのは、常識的に考えてもリスクが高すぎる行動です。
交通規制課という職務に就いていたからこそ、なおさら社会的信用は大きく、失墜もまた深い。
これは個人の過ちでは済まされない案件ではないでしょうか。
通報から逮捕までの一部始終
エスカレーターでの不自然な動作は、思いのほか目立ちます。
実際、安永宗史巡査部長がスマートフォンを差し入れたその瞬間を目撃した人が、すぐに動きました。
駅員に通報され、現場に駆けつけたのは同僚である静岡県警の警察官。
まさかの内部逮捕、しかも現行犯。これは警察組織としても極めて異例の展開です。
この流れ、完全に詰んでいますよね。
交通違反の取り締まりを担当する立場の人間が、自ら公共の場で法を犯していたわけですから。
ちなみに逮捕容疑は「性的姿態撮影処罰法違反」。
これ、聞き慣れない名前ですが、2021年に施行された比較的新しい法律です。
盗撮やリベンジポルノを含めた“性目的撮影”を厳しく取り締まるものですね。
実際に僕もITセキュリティ関連の仕事をしていると、この法律絡みで相談されることもあります。
法律の存在を知っていたであろう警察官が、自分でその網にかかるとは、なんとも皮肉な話です。
次の章では、そんな安永宗史巡査部長のプロフィールを見ていきます。
【顔画像】安永宗史の年齢や自宅住所、勤務先などプロフィール情報
安永宗史の年齢や出身地・住所は？
まず基本情報から整理しましょう。
安永宗史巡査部長の年齢は36歳。
現役の警察官としては、役職的にも中堅クラスに位置する世代です。
居住地は静岡県藤枝市音羽町。
報道によると、藤枝駅は彼の最寄り駅でもあるとのことなので、駅周辺が生活圏内だったと考えられます。
音羽町といえば、静かな住宅街として知られていて、住みやすい地域です。
そんなエリアに住む“お巡りさん”がこのような事件を起こしたとあって、近隣の衝撃も大きいでしょう。
報道では顔画像は公開されていませんでしたが、以下のサイトで本人らしき人が映っていました。１０年前の記事で、同姓同名で静岡の警察官ということなので、きっと本人でしょう。
https://ijinkenjin.blogspot.com/2014/12/5.html
所属部署「交通規制課」での職務内容とは？
安永宗史巡査部長は、静岡県警本部の交通部・交通規制課に所属していました。
この部署は、道路標識や信号の設置、交通規制の計画立案を担うところです。
簡単に言えば「人と車の安全を守る裏方」。
現場に出て違反を取り締まる警察官とは少し違い、地味だけど重要な役目ですね。
その立場にいた人物が、まさかの盗撮行為。
ギャップが大きすぎて、県民の信頼はガタ落ちです。
技術畑の僕からすれば、こうした“規則を守らせる側”の人間がルールを破ると、
システムでいう「管理者権限がウイルス化する」くらいの深刻さなんですよね。
安永宗史の経歴と素性！過去の言動や勤務実績は？
過去に表彰歴や問題行動はあった？
報道では、安永宗史巡査部長の過去の表彰歴や懲戒歴といった詳細な経歴は明らかにされていません。
ただ、巡査部長という役職から考えると、一定の信頼と実績を積み重ねてきた可能性は高いです。
階級的には「現場のベテラン」といった立ち位置。
若手警察官の指導にも関わる立場だったと思われます。
にもかかわらず、自らの欲望をコントロールできなかった。
これが一番の裏切り行為ですよね。
技術職でも、ベテランエンジニアがセキュリティホールを意図的に放置するようなもの。
信頼で成り立ってる職種だけに、失った信頼の回復は容易ではありません。
同僚や関係者の証言にみる人物像
現時点で、同僚や知人からの証言は表に出ていません。
ただ、こういった事件の報道が出たあとって、だいたい後から「実は前から怪しかった」なんて声が上がることが多いです。
職場での評判や普段の言動が、事件のヒントになることもあります。
もし「まじめで寡黙だった」とか「私生活がよくわからない」といった証言が出てきたら、それはそれで闇が深いですよね。
僕の経験では、突然こういう問題を起こす人は少なく、
たいていは“兆候”があるんです。
それを見逃さない仕組みや、相談できる環境が整っているかどうかも、組織の質を問うポイントになります。
続いて、組織としての静岡県警の対応を見ていきましょう。
静岡県警の対応と今後の処分は？警察官の不祥事が相次ぐ理由
今年6人目の逮捕？静岡県警内の不祥事とは
静岡県警では、2025年だけで警察官の逮捕が6人目となりました。
これは過去10年で最多だそうです。
今回の安永宗史巡査部長の逮捕も含め、内部の綱紀粛正が求められる時期に来ています。
なんといっても、「取り締まる側の人間が取り締まられる」という構図ですから、県民の不安も当然です。
IT業界でもよくあるんですよ。
管理者が不正アクセスしたとか、元社員がデータ持ち出したとか。
どこの業界でも“内側からの崩壊”って、一番やっかいです。
組織としての管理体制や再発防止策は？
静岡県警の佐藤弘道警務部長は、「誠に遺憾であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます」とコメントを発表。
事実関係を調査のうえ、厳正に対処すると述べています。
この“厳正に”という言葉、よく見ますが、具体的に何が変わるのかを市民としては知りたいですよね。
警察内部での教育やメンタルケア、通報システムの強化など、現場に根付いた対策が求められます。
システム開発においても、バグを出したら「再発防止策」を徹底的に詰めます。
それと同じように、“組織のバグ”を直す姿勢が必要です。
では、安永宗史巡査部長に余罪はあるのか？
再犯の可能性についても考えてみましょう。
安永宗史に再犯の可能性はあるのか？余罪の有無を考察
「下着が見たくてやった」供述の背景とは？
報道によると、安永宗史巡査部長は「下着が見たくてやった」と話しているとのこと。
この供述、正直に言えば、あまりにもシンプルすぎて逆に怖いです。
理性が一瞬でも吹き飛んでしまうほどの欲求だったのか？
あるいは、これが“初めてではない”可能性を隠すための発言なのか？
疑念が残ります。
人間の行動パターンとして、「一度やったことは繰り返しやすい」という性質があります。
そう考えると、余罪の可能性も完全には否定できません。
同様の余罪や再犯の可能性について
実際、警察では余罪の有無も視野に入れて調査を進めているようです。
現行犯で捕まったということは、目撃者がいなければ見逃されていたかもしれません。
過去に同様の行為をしていて、今回たまたま見つかっただけという線も十分にあり得ます。
40代という年齢、そして公務員という立場を持ちながら、
ここまで理性を飛ばしてしまうというのは、すでに“慢性化”していた疑いも。
読者の皆さんにもぜひ考えてほしいのは、
「自分の身の回りでもこういう人物がいないか？」ということです。
そして、異変に気づいたらすぐに通報する勇気も大切だと思います。