【経歴】小松忠彦会長はどんな人?JA秋田トップのプロフィールを紹介!

秋田県の農業界で今、ひときわ存在感を放っているのがJA秋田中央会の会長、小松忠彦さんです。
地域の農業課題にガチで向き合う姿勢や、政府へのズバッと物申す発言で注目を集めています。
ここではまず、小松忠彦さんの基本的なプロフィールと、JA秋田のトップに立つまでの経歴をご紹介していきますね。
小松忠彦さんの基本プロフィール(出身地・年齢など)
小松忠彦さんは、1958年7月生まれの現在67歳(2025年時点)。
出身地は秋田県由利本荘市で、バリバリの秋田育ちです。
農家の長男として生まれ育ったこともあり、幼少期から自然と農業に触れてきたそうです。
実は筆者も、実家が兼業農家でした。
週末に田植えや稲刈りを手伝わされては「なんでオレだけ……」とぼやいてましたが、小松忠彦さんのようにそれを原動力に変えてリーダーシップまで発揮するのは、本当にすごいことだなと思います。
年齢はアラウンド70に見えないほどエネルギッシュで、見た目も姿勢もシャキッとしていて、地元でもかなりの“動ける会長”として知られています。
秋田のおじさん世代にしては、ちょっと異色のスタイルかもしれませんね。
JA秋田中央会の会長に就任するまでの歩み
小松忠彦さんが農業の道へ進むきっかけになったのは、大学受験での“挫折”だったそうです。
もともとは教師か獣医を目指していたとのこと。
しかし進学試験で思うような結果が出せず、「よし、農業やろう!」と舵を切ったのが秋田県立農業短期大学への入学。
今でいう秋田県立大学の前身校ですね。
筆者の周りにも、「思い通りにいかなかったけど、気づいたら今の職に落ち着いていた」って人、意外と多いです。
最初の夢とは違っても、自分が活躍できる場所を見つけてるって、なんだか人生の奥深さを感じます。
その後、小松忠彦さんは平成25年に「JA秋田しんせい」の理事に就任。
令和元年には代表理事組合長に選ばれ、組織運営の実務を一手に担ってきました。
そして2023年には、ついにJA秋田の中枢である中央会の会長に就任。
このポジションって、単なる“トップ”ではなく、秋田全域のJAを束ねるまさに司令塔のような役割なんですよ。
経験に裏打ちされた実行力と、農家への本気の想いが評価されての抜てき。
まさに現場から這い上がった“叩き上げのリーダー”という表現がぴったりだと思います。
小松忠彦会長の学歴は?秋田県立大学の前身校を卒業!
小松忠彦さんの学歴には、秋田県民なら「おっ」と思う人もいるかもしれません。
実は彼の出身校は、現在の秋田県立大学の前身である秋田県立農業短期大学です。
いまや農業リーダーとして活躍する小松忠彦さんですが、その進路はけっこうドラマチックだったんですよ。
高校卒業後、教師志望から農業へ進路変更
意外かもしれませんが、小松忠彦さんは高校時代、教師や獣医を目指していたそうです。
でも、大学受験で思うようにいかず、「じゃあ実家の農業を継ぐか」と農業短大へ方向転換。
このエピソード、筆者は勝手に共感してます。
20代で一度道が詰まって、「あれ?自分何したいんだっけ?」って迷う経験、システムエンジニア界隈にもめっちゃ多いんですよ。
でもそこで腐らず、「今ある選択肢の中でベストを尽くす」って判断ができる人って、将来的に芯のある人間になるんですよね。
なんか、泥臭くてカッコいいです。
秋田県立農業短期大学(現・秋田県立大学)で学んだ内容とは?
当時の農業短大では、農業技術や経営、地域振興などを中心に学んでいたそうです。
ここでの学びが、その後のJAキャリアにしっかり活かされています。
特に「現場目線で考える」という姿勢は、学生時代から培われていたのかもしれません。
ちなみに、筆者のSE仲間でも農業ITに転職した人がいるんですが、「農家の感覚が分からないとツールは作れない」って言ってました。
そう考えると、理論よりもフィールドで学んだことの方が、後々の武器になることってありますよね。
そんなわけで、次は彼がキャリアを積んできた「JAしんせい」での活躍ぶりをチェックしていきます!
JAしんせいでのキャリアと功績とは?
秋田の農業にガッツリ根を張ってきた小松忠彦さんのキャリアで、欠かせないのがJAしんせいでの活躍です。
このセクションでは、組合員からの信頼を集めてきたリーダーとしての歩みを追ってみましょう。
JAしんせいでのポジションと実績
平成25年、小松忠彦さんは「JA秋田しんせい」の理事に選出されました。
その後の出世スピードがすごい。
わずか6年後の令和元年には代表理事組合長へ就任。
組織のトップとして、地域の農業振興やJAの運営に関する全責任を担う立場になったわけです。
このあたり、筆者のようなシステムエンジニアが言うのもなんですが、農協の代表って想像以上にハードですよ。
地元の農家との調整、国の政策への対応、金融・共済・購買と多岐にわたる部門のマネジメント……。
それを現場に近い感覚でやりきるって、ITベンチャーのCEOより大変かも。
JAしんせい時代の小松忠彦さんは、農家の声を第一に聞き、現場の課題に真摯に向き合ってきたそうです。
しかも無駄にデカい声を出さず、実務と調整力でグイグイ押すタイプ。
リーダーって、結局そこなんですよね。
現場と向き合い続ける信念のリーダー像
会議室で議論してるだけじゃ意味がない。
小松忠彦さんのスタイルは、まさに「足で稼ぐタイプのリーダー」です。
田んぼに長靴で入り、農家の生の声を聞く。
こういう人って、データや資料よりも“目と耳”で状況を判断するんですよ。
筆者もSEとして顧客現場に常駐することが多かったんですが、やっぱり現場にいると見えてくるものってあるんですよね。
「机上の空論じゃ何も進まない」って、業界問わず共通しているなあと感じます。
そんなリーダーシップが評価されて、JAしんせいから秋田全体を統括するJA秋田中央会へと抜てきされることになったのも納得ですね。
さて次は、今話題になっている「概算金の引き上げ」と小松忠彦さんの深い想いについて掘り下げていきます!
JA秋田での概算金引き上げの背景とは?
JA秋田を語るうえで、2024〜2025年の「概算金引き上げ」は外せません。
米農家の間では、「小松忠彦さんがいてくれて本当に良かった」と言われるほど、大きな決断だったんです。
その背景には、厳しい現実と、熱い想いがありました。
「農家の再生産を支えたい」強い想いとは
2024年、あきたこまちの概算金は前年より4700円もアップ。
60kgあたり2万8300円という過去最高レベルの価格提示に、現場からは驚きと感謝の声が広がりました。
その背景には、3年連続の大雨や資材費の高騰で、「もう農業をやめたい」という声が各地で聞かれていた状況があります。
小松忠彦さんはその現実に、現場で耳を傾けてきました。
そして、「再生産が可能な価格じゃなければ、田んぼは守れない」と判断。
まさに、農家の“最後の砦”として動いていたわけです。
筆者も一時期、フリーランスSEとして単価交渉に苦戦した経験があります。
「生活できなきゃ継続も何もない」って感覚、業界は違えどリアルに共通してると思うんですよ。
小松忠彦さんの判断には、経済と倫理の両面がきちんと通っていると感じます。
価格高騰に対する小松会長のコメントと対応策
もちろん、価格が上がれば消費者への影響も出ます。
「値上がりして申し訳ない気持ちはあるが、この価格は決して高くない」と小松忠彦さんは説明しています。
その理由はシンプル。
「この価格でようやく農家が息をつける」というギリギリのラインだから。
筆者の周りでも「米が高くなったなあ」という声はありましたが、それが農家の未来を守るためなら納得できる…と思うんですよね。
テクノロジーも大事だけど、食べ物がなきゃ始まりませんから。
では最後に、小松忠彦さんの家族構成や人柄など、もう少しパーソナルな面をのぞいてみましょう。
小松忠彦会長の家族構成は?家族思いな人柄も話題に
小松忠彦さんの経歴や実績を見ると、ものすごく「働く人」な印象がありますよね。
でも実は、家族への想いも強く、地元では“家族想いの会長”としても知られているんです。
ここでは公に語られている範囲で、小松忠彦さんの家族についてもご紹介します。
「子や孫の食を守る」発言に見える家族への想い
記者会見で語られた小松忠彦さんの言葉に、こんな一節がありました。
「子や孫の食を守るために、価格を理解してもらいたい」
この一言には、経済の話を超えた“暮らし”や“命”に対する深い責任感がにじんでいます。
筆者も子どもを持つ親として、この言葉にはグッときました。
IT業界でも「子どもに残す未来を考えたコードを書け」なんて言われることがありますが、小松忠彦さんはそれを農業で実践してる感じ。
しかも、どんなに忙しくても、家族との時間や繋がりを大切にしているそうです。
公式には配偶者や子どもの詳細は公表されていませんが、「息子が教師になった」という発言もあったことから、教育に関心のある家庭だったことがうかがえます。
「親父がJAの会長やってんだ」って話、息子さんの職場でもちょっとした話題になってそうですよね。
プライベートな一面と考えられる人物像
取材時のエピソードでは、現場で農家と語り合ったあと、手作りのおにぎりを頬張っていたなんて話も。
どこか素朴で飾らないところが、小松忠彦さんの魅力なのかもしれません。
筆者の感覚ですが、SE業界でも「一緒にごはん食べてくれる上司」ってやたら信頼されるんですよ。
小松忠彦さんもそんな“人間味のあるリーダー”なんでしょうね。
これまで紹介してきたように、小松忠彦さんは農業、経営、そして家族。
そのすべてにまっすぐに向き合っている人です。