亀山忍さんが死去：死因は腎臓がんで56歳だった
実を言うと、筆者はこのニュースを最初にSNSで見たとき、「えっ、亀山つとむさん…亡くなったの？」と思ってしまった一人です。
でもよく読むと、亡くなったのは双子の弟・亀山忍さん。誤解してしまった方は多かったようで、X（旧Twitter）上でも「どっち？」という声が続出していましたね。
亀山忍さんはここ十数年、病気の治療のためタレント活動から離れていたとのこと。
最後に芸能関連の仕事をされたのは2009年頃で、地元・奄美の方言指導としてテレビドラマに関わったのがラストだったそうです。
ちなみに腎臓がんという病気、進行するまで自覚症状が出にくく、定期健診で見つかることも珍しくありません。
実は僕のエンジニア仲間にも、定期健診で偶然見つかって早期治療に成功した人がいます。
忙しくても、自分の身体のメンテはサーバー並みに大事だなと痛感しますね。
亀山忍さんの死去によって、ネット上では兄・亀山つとむさんと混同する情報も多く見られました。
この記事では、兄のつとむさんが「健在」であること、そしてそれぞれの経歴を正しく伝えていきます。
亀山忍さんの経歴：水戸黄門やウルトラマンダイナにも出演
タレントとして活躍していた亀山忍さんは、俳優としてもなかなかのキャリアを持っていました。
一番有名なのは、やっぱりTBS系の時代劇「水戸黄門」への出演じゃないでしょうか。
他にも「ウルトラマンダイナ」や「裸の大将」など、当時の人気ドラマにも数多く出演されていました。
こうしたラインナップを見ると、90年代のテレビっ子世代にはかなり馴染みのある顔だったと思います。
しかも、ただの役者じゃありません。
亀山忍さん、じつは野球経験者だったこともあり、2004年のドラマ「ワンダフルライフ」では主演の反町隆史さんに打撃指導までしていたそうです。
これは完全に“プロ仕様の助っ人”ですよね。さすが双子の兄・亀山つとむさんと同じく、根っこにスポーツマン魂がある。
あと、システムエンジニア的視点でちょっと面白いなと思ったのが、芸能活動の多才さ。
演技だけじゃなくて、歌手としてもデュエットCDを出したり、映画にも出演してたり。
つまり、タレント業務を「マルチプロセス」でこなしてたような感じです。いやほんと、負荷バランス良すぎでしょ。
双子の兄・亀山つとむとは？元阪神の人気選手としての経歴
「ヘッドスライディングの亀山」でお馴染みの元阪神タイガース・亀山つとむさん。
一言で言えば、90年代前半の阪神ファンにとってはアイドル級の存在でした。
特に1992年、新庄剛志さんとともに「亀新フィーバー」と呼ばれるブームを巻き起こしました。
背番号「00」のユニフォームが甲子園で飛ぶように売れてた記憶、あります。
筆者の同僚（アラフィフ）は、「あの頃、甲子園で生で見た！」と今でも語ります。
高校時代は鹿屋中央高校で、プロ入りはなんとドラフト外。
それでも這い上がってレギュラーを掴んだあたり、システムエンジニアの世界で言う「非IT出身からのSier転職成功」くらいのレアケースかもしれません。
プロとしての実績も申し分なし。
1992年にはゴールデングラブ賞も受賞し、盗塁・守備・バッティングと三拍子揃った外野手としてチームに貢献していました。
ケガとコンディションの波に悩まされた晩年は惜しかったものの、阪神ファンの記憶にはしっかり残っています。
現在は野球解説者やラジオパーソナリティとして活動中。
さらに履正社で学生たちの指導も行っていて、まさに“野球漬け”の人生を歩んでいるようです。
SNSで誤情報が拡散？「亀山つとむ死去」と勘違いが相次ぐ
2025年8月5日、亀山忍さんの訃報が報じられると、SNS上ではある種の“パニック”状態になりました。
なぜなら「亀山つとむさんが亡くなった」と誤解した人が大量発生したからです。
特にX（旧Twitter）では、「え！？亀山つとむさん死去！？」「阪神ファンとしてショック…」といった投稿がトレンド入りするほど。
でも実際に亡くなったのは双子の弟・亀山忍さんだったという事実。
記事タイトルを最後まで読まずにシェアしてしまう人が多かったようですね。
このあたり、情報の受け取り方がちょっと“ファジー検索的”というか、
「亀山」「死去」だけ拾って脳内で自動補完しちゃう感じ、システム屋としてはよくわかります。
しかも兄弟は一卵性双生児。見た目も似ていて、どちらも一時はテレビに出ていた存在。
つとむさんの方もタレント活動をしていたことがあるので、そりゃ勘違いも起きますよね。
こうなると、検索精度よりも“読解精度”が問われる時代だなと痛感します。
亀山つとむさん本人は、今も解説やイベントに元気に出演されており、メディアでも姿を見かけます。
ネットで拡散された「亡くなった」という情報は、完全に誤報でした。