後藤大樹さんの両親はどんな人?
後藤大樹さんは、2026年8月のU20世界選手権・男子400mハードルで49秒23をマークし、17歳で銀メダルを獲得しました。
6月の日本選手権では48秒09という日本歴代4位のタイムを出し、男子400mハードル史上初の高校生チャンピオンにもなっています。
為末大さんが1996年に出した高校記録49秒09を約30年ぶりに更新したとなると、「いったいどんな家庭で育ったんだろう?」と両親まで気になってきますよね。
後藤大樹さんの家族について現在分かっているのは、母親と祖母に関するエピソードが中心です。
父親の職業やスポーツ歴、兄弟の有無などは詳しく明かされていません。
ただ、後藤大樹さん自身が「親に恩返ししたかった」と語ったこともあり、家族への思いが強いことは伝わってきます。
高校生が千葉県を離れて京都府の洛南高校で競技に打ち込むとなれば、本人の覚悟だけでなく家族の理解も大きかったのではないでしょうか。
仕事でも転勤ひとつで家族会議になることを考えると、小学生の頃から県外の強豪校を目指すという話はなかなかのスケールです。
ここからは、後藤大樹さんの父親、母親や祖母とのエピソードを順番に見ていきます。
後藤大樹さんの父親の職業や陸上経験は公表されている?
後藤大樹さんの父親については、職業や年齢、陸上経験などの詳しいプロフィールは公表されていません。
そのため、「父親も陸上選手だったのでは?」と考えたくなりますが、現時点でそう判断できる確かな情報はありません。
後藤大樹さんは180cmの身長に加え、100mでも10秒49を記録する高い身体能力を持っています。
これだけを見ると遺伝的な要素も気になるところですが、父親の身長やスポーツ歴が分からない以上、結び付けて考えるのは早そうですね。
個人的には、父親の情報がほとんど出ていないこと自体はそれほど不思議ではないと感じます。
後藤大樹さん本人は17歳の高校生ですし、競技と関係のない家族の職業まで公表する必要はありません。
有名になった途端に家族全員のプロフィールまで知りたくなるのがネット検索の面白いところですが、分からない部分は分からないままにしておくのが一番でしょう。
では、情報が確認されている母親や祖母とは、どのような関係なのでしょうか。
後藤大樹さんの母親と祖母は日本選手権の優勝を現地で応援
後藤大樹さんの母親と祖母は、2026年の日本選手権で後藤大樹さんを応援していたことが分かっています。
後藤大樹さんは日本選手権で優勝したあと、母親と祖母と一緒に焼肉店で祝勝会をしたというエピソードもあります。
日本歴代4位となる48秒09を出して、締めが家族との焼肉というのが高校生らしくていいですよね。
決勝前日には洛南高校の柴田博之監督から特上うな重をごちそうになり、優勝後には家族と焼肉ですから、食事のラインナップまで完全に「お祝いモード」です。
ただ、注目したいのは豪華な食事より、歴史的な記録を出した直後に母親や祖母と喜びを共有しているところです。
千葉県出身の後藤大樹さんが京都府の洛南高校へ進学し、全国トップ、さらに世界へと挑戦していく過程では、家族の応援も心強かったのではないでしょうか。
競技場では一人でハードルを越えていきますが、そのスタートラインに立つまでには周囲の支えがあります。
後藤大樹さん自身の言葉からも、その家族への感謝が見えてきます。
後藤大樹さんが両親に「恩返ししたかった」と語った家族エピソード
後藤大樹さんは高校1年生でインターハイを制した際、「親に恩返ししたかった」と語っています。
この言葉からも、後藤大樹さんが家族のサポートを当たり前だとは考えていないことが伝わりますね。
後藤大樹さんは千葉県出身ですが、小学6年生の頃には京都府の洛南高校への進学を考えていました。
実際に中学卒業後は地元を離れて洛南高校へ進んでいるため、本人だけでなく家族にとっても大きな決断だったはずです。
17歳くらいの頃を振り返ると、「親に恩返し」という言葉をこれほど素直に口にできる人は、意外と少ない気がします。
自分ならその年齢では、親への感謝より今日の夕飯くらいしか考えていなかったかもしれません。
それだけに、後藤大樹さんが結果を残したときに家族への感謝を言葉にしているところには、競技以外の人柄も感じられます。
父親について詳しい情報はありませんが、母親や祖母とのエピソード、そして「親に恩返ししたかった」という言葉を見ると、家族とのつながりを大切にしていることがうかがえますね。
そして、そんな家族のもとを離れて後藤大樹さんが進学したのが、京都の陸上強豪校・洛南高校です。
次は、後藤大樹さんの出身中学と洛南高校を選んだ理由を詳しく見ていきます。
後藤大樹さんの中学・高校は洛南高校?
後藤大樹さんの出身中学は千葉県の四街道北中学校で、高校は京都府の洛南高校です。
「中学から洛南?」と思う人もいるかもしれませんが、洛南高校へ進学したのは中学校卒業後で、中学時代までは千葉県で過ごしています。
しかも洛南高校を意識し始めたのは、高校受験が迫ってからではありません。
後藤大樹さんは小学6年生の頃から洛南高校への進学を考えていたとされ、かなり早い段階で世界を見据えて進路を考えていたことが分かります。
社会人でも「5年後どうなっていたい?」と聞かれると、急にコーヒーカップを見つめてしまうことがあります。
小学生のうちから自分で強豪校を調べて将来を考えていたとなると、その計画性には驚かされますね。
そして四街道北中学校で全国トップクラスへ成長し、洛南高校では400mハードルという新しい舞台で一気に才能を開花させました。
ここからは、中学時代の実績から洛南高校を選んだ理由まで順番に見ていきます。
後藤大樹さんの出身中学は千葉県の四街道北中学校
後藤大樹さんの出身中学は、千葉県にある四街道北中学校です。
後藤大樹さんは千葉県出身で、中学時代までは地元で陸上競技に取り組んでいました。
意外なのは、幼い頃からハードル一筋だったわけではないところです。
小学校低学年まではサッカーに取り組み、小学3年生のマラソン大会で思うような結果を残せなかった悔しさから、地元の陸上クラブ「Ima kids」に入ったとされています。
「負けたくない」という気持ちが陸上を始めるきっかけになったわけですね。
仕事でも失敗した案件ほど妙に覚えているものですが、悔しさを次の行動に変えられる人はやはり強いです。
後藤大樹さんの場合、その悔しさから始めた陸上が、やがて世界大会の銀メダルにつながっていきました。
そして四街道北中学校では、すでに全国トップクラスのハードラーへと成長しています。
次に、中学3年生で残した驚きの成績を見てみましょう。
後藤大樹さんは中学3年生で110mハードル三冠を達成
後藤大樹さんは四街道北中学校3年生のとき、110mハードルで全国規模の大会を次々と制しました。
全国中学校大会、国民スポーツ大会、U16陸上競技大会で優勝し、三冠を達成したとされています。
現在は400mハードルの48秒09が強烈すぎて高校から突然現れたようにも見えますが、中学生の時点ですでに全国トップクラスだったわけです。
さらに興味深いのは、当時の主戦場が110mハードルだった点ですね。
高校で本格的に400mハードルへ取り組み、わずかな期間で日本のトップまで駆け上がったことを考えると、土台となるハードリング技術やスピードは中学時代にかなり磨かれていたのでしょう。
新しい部署へ異動していきなり社内トップの成績を出すようなもの、と考えるとそのすごさが分かりやすいかもしれません。
もちろん400mハードルへの適性だけでなく、それまで積み重ねてきた経験があったからこその飛躍でしょう。
そんな後藤大樹さんですが、実は中学生になる前から高校の進路をかなり具体的に考えていました。
次は、洛南高校を目指し始めた時期を見ていきます。
後藤大樹さんは小学6年生で洛南高校への進学を決意
後藤大樹さんは小学6年生の頃には、すでに洛南高校への進学を考えていたとされています。
千葉県出身なので、京都府にある洛南高校は気軽に通える距離ではありません。
それでも全国の強豪校を自分で調べ、数多くのオリンピアンを輩出している洛南高校に魅力を感じたそうです。
小学6年生といえば、普通なら中学校生活のことで頭がいっぱいになっていても不思議ではない時期です。
その段階で「高校はどこへ行けば世界に近づけるか」という視点を持っていたのであれば、競技に対する意識の高さが分かりますね。
個人的には、ここが後藤大樹さんの経歴の中でもかなり面白い部分だと感じます。
才能だけで現在の記録にたどり着いたのではなく、かなり早くから進む環境そのものを自分で考えていたからです。
会社選びでも仕事内容と環境は大切ですが、アスリートなら指導者や練習仲間によって競技人生まで変わります。
では、数ある強豪校の中で、なぜ後藤大樹さんは洛南高校にそこまでひかれたのでしょうか。
後藤大樹さんが洛南高校を選んだ理由はオリンピアンの多さ
後藤大樹さんが洛南高校を選んだ理由のひとつは、オリンピック選手を数多く輩出している環境に魅力を感じたことです。
小学生の頃から世界を意識していた後藤大樹さんにとって、洛南高校は将来の目標につながる場所だったのでしょう。
単純に「陸上が強い高校だから」というだけではなく、その先にある世界大会まで見据えていたところがポイントです。
実際、後藤大樹さんは17歳でU20世界選手権に出場し、男子400mハードルで49秒23を記録して銀メダルを獲得しました。
小学6年生の頃に思い描いていた「世界」が、数年後には本当に目の前の舞台になったわけですね。
小学生の頃に立てた計画なんて、大人になって見返せばだいたい予定変更だらけです。
それを現実に近づけているところに、後藤大樹さんの競技力だけではない強さを感じます。
ただし、洛南高校に入学しただけで現在の400mハードルの記録が生まれたわけではありません。
高校で後藤大樹さんの新たな可能性を見いだした人物が、柴田博之監督でした。
洛南高校で柴田博之監督と出会い400mハードルへ
後藤大樹さんが400mハードルで急成長するきっかけのひとつとなったのが、洛南高校の柴田博之監督との出会いです。
中学時代は110mハードルで全国トップクラスだった後藤大樹さんですが、洛南高校への入学後、柴田博之監督から400mハードルへの挑戦を勧められました。
その選択が見事にはまり、高校1年生のインターハイでは49秒84の大会記録で優勝しています。
さらに高校2年生となった2026年の日本選手権では48秒09をマークし、この種目で史上初となる高校生チャンピオンになりました。
約30年間破られていなかった為末大さんの高校記録49秒09を更新したうえ、日本記録47秒89までわずか0秒20です。
そしてU20世界選手権では、左足首が万全ではない状況ながら49秒23で銀メダルを獲得しました。
「種目を変えてみたら日本一になりました」と文字にすると簡単ですが、現実にはとんでもない話です。
仕事なら上司から「こっちの仕事も向いているんじゃない?」と言われて挑戦したら、翌年に業界トップクラスになってしまうようなものです。
後藤大樹さん自身の能力はもちろんですが、その適性を見抜いた柴田博之監督との出会いも大きかったと考えられますね。
中学時代の110mハードル三冠、洛南高校への進学、そして400mハードルへの転向が一本の線でつながり、17歳で世界大会の銀メダルまで到達しました。
では、そんな後藤大樹さんはどれほど恵まれた体格をしているのでしょうか。
次は、後藤大樹さんの身長180cmという体格と、世界を意識して中学時代から磨いてきた英語力について見ていきます。
後藤大樹さんの身長・英語力も紹介!
後藤大樹さんの身長は180cm、体重は69kgとされています。
男子400mハードルで世界を相手に戦う後藤大樹さんですが、注目したいのは体格だけではありません。
実は中学生の頃から英会話教室に通い、現在も英語の勉強を続けています。
U20世界選手権では海外選手と実際に英語で会話しており、競技だけでなくコミュニケーションの面でも世界を意識してきたことが分かります。
しかも、英語に力を入れた理由がかなり早熟です。
後藤大樹さんは小学生の頃から世界で戦うことを考え、そのためには英語が必要になると考えていたそうです。
学生時代、「英語なんて将来いつ使うんだろう」と単語帳を眺めた経験がある人には耳が痛い話かもしれません。
ここからは、後藤大樹さんの身長や体重、そして海外選手とも会話する英語力について詳しく見ていきます。
後藤大樹さんの身長は180cm・体重は69kg
後藤大樹さんの身長は180cm、体重は69kgとされています。
400mハードルではハードル間を走るスピードに加えて、大きなストライドやリズムを維持する力も求められます。
後藤大樹さんは180cmという体格に加え、100mで10秒49、200mで21秒12、400mで46秒80という記録も持っています。
つまり、単に「背が高いハードル選手」というわけではありません。
スプリント種目でもかなりのスピードを持っているところが後藤大樹さんの大きな武器なのでしょう。
2026年の日本選手権で出した400mハードル48秒09も、その走力とハードリング技術がかみ合った結果と考えられますね。
17歳で180cmという数字を見ると今後の体格の変化も気になりますが、少なくとも現在の後藤大樹さんは世界の舞台で結果を残せる身体能力を見せています。
そして後藤大樹さんが世界を意識して磨いているのは、走力だけではありません。
実は英語への準備も中学生の頃から始めていました。
後藤大樹さんは中学時代から英会話教室に通っていた
後藤大樹さんは、中学生の頃から英会話教室に通っていました。
きっかけは、世界で戦う選手になることを早くから意識していたことです。
後藤大樹さんは自身の英語について「全然ペラペラではないです」としながら、小学6年生で陸上を始めた頃から世界へ出ることを考えていたため、中学校で英会話教室に通ったと明かしています。
ここでも洛南高校を早くから目標にしていた話と共通するものがありますね。
必要になってから慌てて準備するのではなく、将来必要になるものを考えて先に動いています。
仕事で海外担当になってから「学生時代にもう少し英語をやっておけば……」となるのは定番ですが、後藤大樹さんは中学生ですでに先回りしています。
しかも競技で忙しい現在も、学校の英語の課題には力を入れているそうです。
後藤大樹さんにとって英語はテストで点数を取るためだけの科目ではなく、世界で戦うための道具なのでしょう。
では、実際の英語力はどのくらいなのでしょうか。
U20世界選手権では、その成果が分かるエピソードがありました。
後藤大樹さんは海外選手と英語で会話できる?
後藤大樹さんは、海外の陸上選手と英語でコミュニケーションを取れるようになっています。
U20世界選手権では、チェコのミハル・ラダさんと英語で会話したことを明かしています。
ミハル・ラダさんは後藤大樹さんがライバルとして名前を挙げた選手です。
会話では「これでシーズンは終わりなのか」といった競技の話や「本当におめでとう」という言葉を交わしたほか、陸上以外についても話したそうです。
これはかなり実践的ですよね。
後藤大樹さん自身は「全然ペラペラではない」と話していますが、海外のライバルと競技以外の話までできるのであれば、これまで英語を続けてきた成果は出ているのでしょう。
英語は「ペラペラか、話せないか」の二択ではありません。
多少言葉に詰まっても、海外の選手と直接コミュニケーションが取れること自体が国際大会では大きな財産になりそうです。
何より面白いのは、ライバルをタイムだけで判断せず、実際に会話した印象から人間的な強さまで感じ取っているところです。
世界大会へ行って走って帰ってくるだけではなく、海外選手との交流まで経験に変えていることが分かりますね。
そして現在も、後藤大樹さんは英語の勉強を継続しています。
ダイヤモンドアスリートでも英会話を継続
後藤大樹さんは現在、ダイヤモンドアスリートのプログラムを利用して英会話に取り組んでいます。
中学生の頃に英会話教室へ通って終わりではなく、世界での活躍を見据えて現在も勉強を続けているわけですね。
学校生活でも英語を特に頑張り、課題にも力を入れていると後藤大樹さん自身が話しています。
競技練習だけでも相当忙しいはずですが、英語まで「今後必要になるもの」と考えて取り組んでいるところに計画性を感じます。
400mハードルの日本記録47秒89まで0秒20という選手なので、どうしても記録ばかりに目が向きます。
ただ、海外遠征や世界大会が増えていけば、現地でのコミュニケーションも重要になってきますよね。
小学生の頃から洛南高校を目指し、中学生で英会話を始め、高校生で海外選手と英語で話す。
こうして並べると、後藤大樹さんはかなり早い段階から「世界で戦う」という目標から逆算して動いてきたことが見えてきます。
では、そんな後藤大樹さんは17歳ですでにどれほどの記録を残しているのでしょうか。
続いて、プロフィールと400mハードルの実績をまとめて見ていきます。
後藤大樹さんの身長・英語力も紹介!
後藤大樹さんの身長は180cm、体重は69kgとされています。
男子400mハードルで世界を相手に戦う後藤大樹さんですが、注目したいのは体格だけではありません。
実は中学生の頃から英会話教室に通い、現在も英語の勉強を続けています。
U20世界選手権では海外選手と実際に英語で会話しており、競技だけでなくコミュニケーションの面でも世界を意識してきたことが分かります。
しかも、英語に力を入れた理由がかなり早熟です。
後藤大樹さんは小学生の頃から世界で戦うことを考え、そのためには英語が必要になると考えていたそうです。
学生時代、「英語なんて将来いつ使うんだろう」と単語帳を眺めた経験がある人には耳が痛い話かもしれません。
ここからは、後藤大樹さんの身長や体重、そして海外選手とも会話する英語力について詳しく見ていきます。
後藤大樹さんの身長は180cm・体重は69kg
後藤大樹さんの身長は180cm、体重は69kgとされています。
400mハードルではハードル間を走るスピードに加えて、大きなストライドやリズムを維持する力も求められます。
後藤大樹さんは180cmという体格に加え、100mで10秒49、200mで21秒12、400mで46秒80という記録も持っています。
つまり、単に「背が高いハードル選手」というわけではありません。
スプリント種目でもかなりのスピードを持っているところが後藤大樹さんの大きな武器なのでしょう。
2026年の日本選手権で出した400mハードル48秒09も、その走力とハードリング技術がかみ合った結果と考えられますね。
17歳で180cmという数字を見ると今後の体格の変化も気になりますが、少なくとも現在の後藤大樹さんは世界の舞台で結果を残せる身体能力を見せています。
そして後藤大樹さんが世界を意識して磨いているのは、走力だけではありません。
実は英語への準備も中学生の頃から始めていました。
後藤大樹さんは中学時代から英会話教室に通っていた
後藤大樹さんは、中学生の頃から英会話教室に通っていました。
きっかけは、世界で戦う選手になることを早くから意識していたことです。
後藤大樹さんは自身の英語について「全然ペラペラではないです」としながら、小学6年生で陸上を始めた頃から世界へ出ることを考えていたため、中学校で英会話教室に通ったと明かしています。
ここでも洛南高校を早くから目標にしていた話と共通するものがありますね。
必要になってから慌てて準備するのではなく、将来必要になるものを考えて先に動いています。
仕事で海外担当になってから「学生時代にもう少し英語をやっておけば……」となるのは定番ですが、後藤大樹さんは中学生ですでに先回りしています。
しかも競技で忙しい現在も、学校の英語の課題には力を入れているそうです。
後藤大樹さんにとって英語はテストで点数を取るためだけの科目ではなく、世界で戦うための道具なのでしょう。
では、実際の英語力はどのくらいなのでしょうか。
U20世界選手権では、その成果が分かるエピソードがありました。
後藤大樹さんは海外選手と英語で会話できる?
後藤大樹さんは、海外の陸上選手と英語でコミュニケーションを取れるようになっています。
U20世界選手権では、チェコのミハル・ラダさんと英語で会話したことを明かしています。
ミハル・ラダさんは後藤大樹さんがライバルとして名前を挙げた選手です。
会話では「これでシーズンは終わりなのか」といった競技の話や「本当におめでとう」という言葉を交わしたほか、陸上以外についても話したそうです。
これはかなり実践的ですよね。
後藤大樹さん自身は「全然ペラペラではない」と話していますが、海外のライバルと競技以外の話までできるのであれば、これまで英語を続けてきた成果は出ているのでしょう。
英語は「ペラペラか、話せないか」の二択ではありません。
多少言葉に詰まっても、海外の選手と直接コミュニケーションが取れること自体が国際大会では大きな財産になりそうです。
何より面白いのは、ライバルをタイムだけで判断せず、実際に会話した印象から人間的な強さまで感じ取っているところです。
世界大会へ行って走って帰ってくるだけではなく、海外選手との交流まで経験に変えていることが分かりますね。
そして現在も、後藤大樹さんは英語の勉強を継続しています。
ダイヤモンドアスリートでも英会話を継続
後藤大樹さんは現在、ダイヤモンドアスリートのプログラムを利用して英会話に取り組んでいます。
中学生の頃に英会話教室へ通って終わりではなく、世界での活躍を見据えて現在も勉強を続けているわけですね。
学校生活でも英語を特に頑張り、課題にも力を入れていると後藤大樹さん自身が話しています。
競技練習だけでも相当忙しいはずですが、英語まで「今後必要になるもの」と考えて取り組んでいるところに計画性を感じます。
400mハードルの日本記録47秒89まで0秒20という選手なので、どうしても記録ばかりに目が向きます。
ただ、海外遠征や世界大会が増えていけば、現地でのコミュニケーションも重要になってきますよね。
小学生の頃から洛南高校を目指し、中学生で英会話を始め、高校生で海外選手と英語で話す。
こうして並べると、後藤大樹さんはかなり早い段階から「世界で戦う」という目標から逆算して動いてきたことが見えてきます。
では、そんな後藤大樹さんは17歳ですでにどれほどの記録を残しているのでしょうか。
続いて、プロフィールと400mハードルの実績をまとめて見ていきます。
後藤大樹さんのプロフィールや400mハードルの記録は?
後藤大樹さんは2009年5月5日生まれ、千葉県出身の陸上選手で、名前の読み方は「ごとう・たいじゅ」さんです。
洛南高校で400mハードルに本格的に取り組むようになり、高校1年生でインターハイ優勝、高校2年生では日本選手権優勝、さらにU20世界選手権銀メダルと一気に世界レベルへ駆け上がりました。
特に衝撃的だったのが、日本選手権で記録した48秒09です。
約30年間残っていた高校記録を更新しただけでなく、日本記録47秒89までわずか0秒20に迫りました。
まだ17歳と考えると、履歴書の「実績」欄がすでにベテラン並みに濃いですね。
しかも、100m、200m、400mでも高いスプリント能力を見せています。
ここではプロフィールを整理しながら、日本選手権やU20世界選手権で残した記録を見ていきましょう。
後藤大樹さんの読み方・年齢・出身地などプロフィール
後藤大樹さんのプロフィールは以下の通りです。
・名前:後藤大樹(ごとう・たいじゅ)さん
・生年月日:2009年5月5日
・年齢:17歳(2026年時点)
・出身地:千葉県
・出身中学校:四街道北中学校
・高校:洛南高校
・身長:180cm
・体重:69kg
・主な種目:400mハードル
・100m自己ベスト:10秒49
・200m自己ベスト:21秒12
・400m自己ベスト:46秒80
・400mハードル自己ベスト:48秒09
「大樹」は「だいき」と読みたくなりますが、後藤大樹さんの場合は「たいじゅ」です。
中学時代は110mハードルで全国レベルの結果を残し、洛南高校へ進学してから400mハードルで大きく飛躍しました。
身長180cmという体格だけでなく、100m10秒49というスピードも持っているため、400mハードルでの活躍につながっているのでしょう。
さらに競技だけではなく英語にも取り組んでいることを考えると、「世界へ行きたい」という言葉だけではなく、必要な準備を一つずつ進めている印象があります。
その後藤大樹さんを一気に全国区へ押し上げたのが、2026年の日本選手権でした
後藤大樹さんは17歳で日本選手権初優勝
後藤大樹さんは2026年6月の日本選手権男子400mハードルで、17歳にして初優勝を果たしました。
高校生がこの種目で日本選手権を制したのは史上初です。
しかも「高校生なのに優勝した」というだけではありません。
決勝では48秒09という日本歴代4位のタイムを記録しました。
高校生が社会人や大学生を含む国内トップ選手と走って勝つだけでも驚きですが、そのレースで歴史的なタイムまで出してしまいました。
高校2年生で日本一という響きだけでも十分すごいのに、記録までセットなのが後藤大樹さんの恐ろしいところです。
学生時代の17歳を思い出すと、定期テストと部活の予定だけでも忙しかった人は多いでしょう。
同じ17歳で「日本一になって日本記録まで0秒20」と聞くと、時間の使い方が違いすぎて少し遠い目になります。
そして、この48秒09は日本選手権優勝以上の意味を持つ記録となりました。
U18世界最高48秒09を記録し高校記録も更新
後藤大樹さんが日本選手権で記録した48秒09は、高校新記録、U20日本新記録、U18世界最高記録となるタイムでした。
それまでの日本高校記録は、為末大さんが1996年に記録した49秒09です。
つまり後藤大樹さんは、約30年間残っていた記録を一気に1秒更新したことになります。
400mハードルで1秒の短縮ですから、数字以上にインパクトがありますね。
さらに、為末大さんが2001年に出した日本記録47秒89との差はわずか0秒20です。
17歳の高校2年生が日本記録をすぐそこまで追い詰めたことになります。
ここまで来ると「高校生としてどこまで速くなるか」より、「日本記録にいつ届くのか」という見方になるのも自然でしょう。
ただし記録は成長やコンディションにも左右されるため、更新を当然視することはできません。
それでも、すでに48秒09を出している事実だけで十分に大きな実績です。
そして国内で歴史的な記録を残した後藤大樹さんは、今度は世界の同世代と直接対決することになりました。
U20世界選手権では49秒23で銀メダルを獲得
後藤大樹さんは2026年8月、アメリカ・オレゴンで行われたU20世界選手権男子400mハードル決勝で49秒23を記録し、銀メダルを獲得しました。
スタートから上位につけ、最後の100mでも加速して一人を抜き、2位でフィニッシュしています。
自己ベスト48秒09には届きませんでしたが、世界大会で準優勝という結果を残しました。
さらに大会当時は左足首が万全ではなかったとされ、その状況で銀メダルを獲得した点も印象的です。
出国前には海外の舞台で「勝ち切る」ことを意識して走ると話していました。
銀メダルなので本人が目指した優勝には届きませんでしたが、17歳で世界大会の表彰台に立った経験は今後につながりそうですね。
日本選手権で48秒09を出して終わりではなく、その約2か月後には海外の大舞台でメダルを獲得しています。
しかも後藤大樹さんはアジア大会代表にも内定しており、世界を意識して続けてきた英語を実際の国際大会で使う機会も増えています。
小学6年生の頃から世界を見据え、中学では110mハードルで全国トップへ。
洛南高校では400mハードルに挑戦し、17歳で日本一、そしてU20世界選手権銀メダルまで到達しました。
両親への感謝を忘れず、競技だけでなく英語まで準備してきた歩みを見ると、48秒09という記録が突然生まれたわけではないことも見えてきますね。
今後はアジア大会をはじめ、後藤大樹さんが世界の選手とどんな勝負を見せるのか注目です。
