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【逆襲のシャア原曲】BEYOND THE TIMEとジークアクスの接点は?“あの名曲”が再注目の理由とは?

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BEYOND THE TIMEはどんな曲?逆襲のシャアの原曲としての存在感

『逆襲のシャア』を観たことがある人なら、エンディングで流れる「BEYOND THE TIME」にグッときた記憶、ありませんか?

 

この曲、TM NETWORKが1988年に出した名シングルで、作ったのはあの小室哲哉さん
アムロとシャア、2人の物語が終わるタイミングで流れるんですけど、これがまたズルいほど感動させてくるんですよ。

 

映画の最後、緊張感がスーッと解けた瞬間にイントロが流れるんです。
それだけで涙腺が刺激されるというか…思わず画面の前でしばらく固まっちゃうんですよね。

 

自分は40代のおっさんなんですが、当時はフロッピーディスクとにらめっこしてた頃。
そんな中でこの曲を聴いたとき、「なんだこの未来的な音は!?」って衝撃を受けました。
シンセサイザーの音が生の弦楽器と絶妙に混ざっていて、どこか宇宙っぽさも感じる。
小室哲哉さん、当時からガチで未来に生きてたんだなと感じます。

 

そして何よりこの曲、ただの“主題歌”じゃないんです。
ストーリーの続きみたいに流れてきて、映画を観たあともしばらく余韻が残る。
逆襲のシャアという作品そのものを、音楽でもう一度語ってくれるような1曲なんですよ。

 

最近のジークアクス世代にもこの曲が再評価されてるって話を聞いて、なんだか嬉しくなっちゃいますね。

小室哲哉が語る制作秘話:“シャアとアムロ”の陰陽が音になるまで

実は「BEYOND THE TIME」が完成するまでの裏側、めちゃくちゃドラマチックなんです。

 

当時、バンダイから小室哲哉さんに「主題歌どうですか?」と声がかかったところから始まります。
でも小室さん、最初は「ガンダム?スター・ウォーズ的なやつ?」くらいの感覚だったそうで。
そこから富野由悠季監督との“ガンダム1時間講義”を受けて、一気にスイッチが入ったんですって。

 

そしてイメージを膨らませながら、20分でメロディの芯ができあがったらしいんですが――
問題はその先。音に込める「シャアの陰」と「アムロの陽」、それをどう表現するかでかなり悩んだようです。

 

小室さんはシンセを得意としていますが、富野監督は「生の弦楽器が好き」派。
2人の意見がぶつかりつつも、歩み寄りながら、なんとか完成へ。

 

このときの小室さん、かなり珍しく“しっかり時間をかけて作った曲”と語ってます。
しかもTM NETWORKの曲ではあるけれど、「ガンダムと融合した新しい形」になってると。
システムエンジニア的に言うなら、あれは“カスタム仕様の音楽プログラム”って感じでしたね。

 

つまりこの曲、単なるタイアップじゃなくて、“シャアとアムロを音で語る楽曲”だったわけです。

 

ではここから、そんな名曲がなぜ今のジークアクス世代にも刺さってるのかを見ていきましょう。


BEYOND THE TIMEがジークアクス世代に再注目される理由

最近、「BEYOND THE TIME」がなぜかまた話題になってるって知ってました?

 

その理由の一つが、『機動戦士ガンダム ジークアクス』の存在です。
作品自体は新しいですが、どこか“逆襲のシャア”の空気感があるんですよね。

 

特に、赤いモビルスーツに乗る謎の少年・シュウジ・イトウ。
ちょっとシャアを思わせるような“過去を背負ってる感じ”があって。
そこに「BEYOND THE TIME」のような曲を重ねると、これがまたぴったりハマるんです。

 

SNSでも、「ジークアクス観てからBEYOND THE TIME聞いたら涙止まらん」みたいな投稿をちらほら見かけます。
森口博子さんのカバーやLUNA SEAのアレンジ版がきっかけになってる人も多いみたいですね。

 

実際、自分の職場の20代エンジニアも「逆シャアは知らないけど、曲だけ好きです」って言ってました。
逆に言えば、それくらい“曲単体”としての完成度が高いってことなんですよね。

 

つまり、この曲は“時代を越えて刺さる構造”になってるってこと。
ジークアクスの新しい世界観の中で、逆シャアの名曲がまた一つの意味を持ち始めてるんです。

 

最後に、BEYOND THE TIMEという曲がアニメ音楽に残した功績を見て締めましょう。


主題歌としての“BEYOND THE TIME”が築いたアニメ音楽の系譜

「BEYOND THE TIME」は、アニメのエンディング主題歌として“完成された形”を持っています。

 

テンションぶち上げ系のOPとは違って、物語の余韻をじっくり感じさせるEDって、なかなか難しい。
そんな中、この曲は“別れと希望”という難しいテーマを、絶妙なバランスでまとめあげています。

 

例えば、同じくTM NETWORKの「Get Wild」(シティーハンターED)と並べて語られることも多いんですよね。
どちらも「映像が終わったあとに、もう一度物語を回想させる」という効果が抜群。
これ、完全にアニメ音楽の“テンプレート”を作った1曲だと思います。

 

そして今では、森口博子さんやLUNA SEA、さらには玉置成実さんまでカバーしてる。
それぞれがちょっとずつ違う味を出していて、「ああ、名曲ってこうやって生き続けるんだな」って感じます。

 

小室哲哉さんが語った「ガンダム全体の音楽やりたかった」という言葉――
もし本当に実現してたら、どれだけすごいサウンドになったんでしょうね。

 

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