望月良男さんが参院選で話題になったことで、プロフィールや過去の実績に注目が集まっています。
ここでは市長時代からの軌跡や、現在の政治活動までをわかりやすく紹介していきます。
まずは基本情報と経歴を確認して、どんな人物なのか掘り下げていきましょう。
年齢・出身・SNSなど基本情報一覧

望月良男さんは1972年4月19日生まれで、2025年現在は53歳になります。
出身は和歌山県有田市で、地元愛がかなり強い方ですね。
学生時代は和歌山県立箕島高校の野球部に所属し、副主将を務めていたそうです。
こういう“部活でガチだった人”って、組織での立ち回りや精神力が強い傾向があるんですよ。
現に、後の政治人生にもその「根性」と「チーム意識」が色濃く反映されています。
SNSも複数運用していて、X(旧Twitter)やInstagramでは地元活動の様子やちょっとした裏話も発信中。
個人的に見たところ、望月良男さんは「ちゃんと見せる努力をしている」政治家の1人かなと感じました。
SNSで変に盛ったりせず、実直さを感じさせる投稿が多いのも好印象です。
ちなみに、参議院議員としての在任は2025年7月からスタートしています。
この人、地方から中央へっていう流れがすごくドラマチックなんですよね。
経歴の全体像と実績(市議→市長→参院)
望月良男さんのキャリアって、正直「地元密着型の王道コース」って感じです。
最初は有田市の消防職員として働いていたんですが、30代で市議に転身。
そこから市長を4期も務めて、最終的には国政にまでたどり着いたんです。いや、普通にすごい。
特に印象的だったのが、有田市のふるさと納税の強化と予算倍増。
正直、筆者も「ふるさと納税って本当に自治体の財政助けてるの?」って疑ってたんですが、
望月良男さんが市長だった時代、有田市の予算は100億円→210億円へ。
これは全国的に見ても驚異的な伸び率なんです。
しかも、ドバイとの教育交流やICT導入など、現代的な政策にも積極的で、
「地方ってどうせ古い体質でしょ?」という先入観をぶち壊してくれました。
こういう“実務派”って、エンジニア的視点でも好感が持てるんですよね。
システム組んで、回して、ちゃんと成果出してる感がある。
箕島高校時代は野球部副主将だった
望月良男さんの原点とも言えるのが、和歌山県立箕島高校での学生生活です。
ここで野球部の副主将を務めていたというのが、なんとも彼らしいエピソードですね。…いや、望月さんらしい、ですね。
箕島高校の野球部といえば、あの“伝説の延長18回”で有名な野球の名門。
そんな環境で副主将をやっていたというのは、相当ガッツのある人物だったはずです。
体育会系出身の政治家って、何かと「押しの強さ」が前面に出がちですが、
望月良男さんは押すだけじゃなくて“調整力”もあるタイプに見えるのが面白いところ。
システムエンジニアの視点で見ると、野球部の副主将って、まさに「プロジェクトマネージャー」的ポジション。
現場の温度感を把握しつつ、全体を引っ張る役割ですからね。
「野球やってました」で済ませず、副主将ってところがポイント高いです。
さて、このあと望月良男さんは“意外にも”学びの世界へと進んでいくわけですが…
次はその大学院時代をチェックしていきましょう!
大阪市立大学大学院で学んだこととは?
高校卒業後、望月良男さんはいったん地元で消防職員として働いていましたが、
その後、自ら学び直しの道を選び、大阪市立大学大学院の創造都市研究科へ進みました。
この「創造都市研究科」っていうのがなかなか面白くて、都市計画とか地域政策、公共経営などを学ぶ場所なんですよ。
ザックリ言うと、“街を元気にする方法”をちゃんと理論から勉強するところ。
エンジニア的には、現場経験を積んだ後にこういう「アーキテクチャ設計」的な視点を学ぶって、
システム構築でもめちゃくちゃ大事だと思っていて。
実務で起きてる問題を、理論や制度から改めて見直す——その姿勢に共感しかありません。
消防→建設業→市議→市長→参院議員っていう道筋も、全部“地域をどうにかしたい”っていう一貫した動機でつながってるんですよね。
大学院での学びが、その思考の骨格をしっかり支えていたんじゃないかと思います。
自民党公認を得られなかった理由とは?
望月良男さんは、自民党所属の地方政治家として長年活動してきました。
市議・市長としっかり実績を積み上げてきたわけですが、参院選ではなぜか公認をもらえなかったんです。
これはいわゆる「二階派」との関係が背景にあるようで、地元和歌山では自民党内部に派閥的な構造が根強く残っていた模様。
今回の公認候補は二階俊博さんの三男である二階伸康さん。
言うなれば“世襲 VS 実務派”の構図ができてしまっていたんですね。
結果的に、望月良男さんは公認が得られず、無所属での出馬を決断。
これは相当な覚悟が必要だったはずです。
では、そんな望月良男さんを支えたのは誰だったのか?
次は、選挙戦を裏で支えたキーマンに注目していきましょう。
世耕弘成氏との関係と当選までの流れ
望月良男さんの参議院選挙において、強力な後ろ盾となったのが世耕弘成さんでした。
経済産業大臣も務めた大物政治家で、和歌山選挙区では影響力のある存在です。
面白いのが、世耕さんは自民党所属でありながらも、望月良男さんの“無所属出馬”をあえて支持したこと。
これは自民党内でもかなり異例で、結果的に「保守分裂」と呼ばれる構図に火をつける形となりました。
技術畑で言うなら、社内で別プロジェクトに関わってる上司が、横から「このやり方でいこう」と援護してくれた感じです。
ルール的にはアウトに見えるけど、現場的には「それが最適」という判断だったんでしょう。
こうした経緯を経て、望月良男さんは和歌山選挙区で勝利。
地元住民の“しがらみに左右されない実力者”としての信頼感が強かったことが勝因だと思います。
ただし、この動きが党側からすると“裏切り”と受け取られてしまうわけで…。
ここから先は、いよいよ「除名処分」という重い判断へつながっていきます。
誓約書違反と無所属出馬の決断
自民党和歌山県連による除名処分の最大の根拠は、「公認候補を支援する」という誓約を望月良男さんが破ったことでした。
つまり、いったん“応援します”と言っておきながら、最終的に無所属で出馬したわけです。
これ、ITプロジェクトに例えると「この仕様で進めます」と言っておきながら、
途中でまるっと新しい仕様で独立開発始めちゃった感じ。
実力はあるけど、チーム全体の合意形成とはズレた動きなんですよね。
ただ、望月良男さんとしては、地方行政で16年も現場を見てきた経験と、市民からの直接的な支持を背景に、
“どうしてもやりたいこと”があったんじゃないかと思います。
それを既存の枠組みでは実現できなかった…というのが実情ではないでしょうか。
正直、自分だったら…って考えると、かなり難しい判断です。
プロジェクトの方針に疑問を感じたとき、自分の信念を通すか、組織に従うか。
それを選挙という大舞台で選んだのが望月良男さんだったんですね。
では、党側はこの動きにどう対応したのか?次に見ていきましょう。
除名処分に対する党の説明と対応
自民党和歌山県連は、望月良男さんに対して「厳正な処分が必要」との方針を打ち出し、
除名を正式決定しました。これは党内でもかなり厳しい対応とされています。
理由として挙げられたのは主に以下の3点です:
- 公認候補(二階伸康さん)への誓約違反
- 無所属での出馬
- 他派閥(世耕弘成さん)からの支援を受けたこと
これ、開発プロジェクトで言うと「仕様変更どころか別チームで勝手に新製品作ってリリースした」みたいなもの。
党からすれば“造反”に映ったのは当然といえば当然です。
ただ、ネットの反応を見ていると、「自民党って排他的すぎない?」「古い体質が露骨」という声も少なくなく、
むしろ望月良男さんへの同情票が増えている印象もあります。
政治って、論理と感情がせめぎ合う世界だなあとつくづく感じますね。
さて、除名という重い処分を受けた望月良男さんですが、
この先、どういう道を選ぶのでしょうか?
除名後の活動と再出馬の可能性
自民党を除名された後も、望月良男さんは参議院議員としての職務を続けています。
無所属とはいえ、地元の有権者から選ばれた立場ですから、影響力がなくなるわけではありません。
これって、社内から独立してフリーランスで活躍しているエンジニアにちょっと似ています。
組織に縛られないぶん、自由度は高くなる一方で、後ろ盾がないぶん自己責任の比重も大きくなります。
その意味で、今の望月良男さんはかなり「腕一本」で勝負してる状態ですね。
次回選挙への再出馬についてはまだ明言していませんが、支持基盤はしっかり残っているようなので、
本人がその気になれば十分可能性はありそうです。
むしろ「無所属のほうが信用できる」という層から支持を集める展開も見え隠れしています。
さて、そんな望月良男さんを、世間はどんな目で見ているのでしょうか?
ラストはネットの声を紹介して終わりたいと思います。
支持者の声とネット上の反応
望月良男さんの除名騒動をめぐって、ネット上ではさまざまな声が飛び交っています。
代表的なのは、「よくやった」「筋通ってるじゃん」といった肯定的な意見。
特に地元和歌山では、「ちゃんと実績ある人だから信頼してる」という声が目立ちます。
一方で、「裏切りでは?」という厳しめのコメントも少数ながら存在しています。
とはいえ、これは“政党ファースト”な視点の人が多い印象ですね。
個人的に面白いなと思ったのが、「こんなガチ地方派の人が中央に出てくるのってアツい」という反応。
エンジニア的にも、現場たたき上げで上流に出てきた人って安心感あるんですよ。
知識だけじゃなく、泥臭さとか現実解を知ってるから。
今後、こういう“地方実務型”の政治家がもっと増えると、日本の政治にもいい刺激になる気がしています。